実演鑑賞
博多座(福岡県)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/25 (土) 公演終了
休演日:10月16日
上演時間:
公式サイト:
http://www.hakataza.co.jp/
期間 | 2008/10/03 (金) ~ 2008/10/25 (土) |
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劇場 | 博多座 |
出演 | 浅丘ルリ子、近藤正臣、岡本健一、小田茜、酒井和歌子、筑前翠謡 |
脚本 | 斉藤雅文 |
演出 | 江守徹 |
料金(1枚あたり) |
4,000円 ~ 13,000円 【発売日】2008/08/02 A席13,000円 特B席10,000円 B席7,000円 C席4,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ===あらすじ=== 明治43年の東京。前田奈津(浅丘ルリ子)は、娘時代、樋口一葉に憧れ、今はなき文豪・尾崎紅葉のもとで小説家を目指していたが、今は一葉ゆかりの下谷龍泉寺町で吉原の遊女や近所の人たちの手紙を代筆する「恋文屋」を営んでいる。一方、同じ門下だった加賀美涼月(近藤正臣)は、いまや売れっ子の小説家となっていた。二人とも独り身だが、ずっと気の置けない友達付合いを続けていた。 涼月は21年前、奈津と仲良しだった芸者・小菊と恋仲になったが、師に仲を引き裂かれ、傷心の小菊は田舎に嫁ぎ、まもなく死んだと聞かされていた。 そんなある日、涼月の新入りの弟子・草助(岡本健一)を連れ戻すため、彼の母親が奈津を訪ねてくる。なんとそれは死んだはずの小菊(酒井和歌子)だった…。 また草助は、吉原で出会った芸者の桃太郎(小田茜)に一目惚れ。しかし涼月は自分の苦い経験から、弟子の芸者遊びを厳しく禁じていたのだった。 涼月と小菊との21年ぶりの恋の行方、その狭間で奈津の思いはさまざまに揺れ動き…。 ===みどころ==== 「恋ぶみ屋一葉」は、稀代の名女優・杉村春子に書き下ろされ、江守徹の演出で平成4年に初演、平成6年に再演され読売演劇大賞・最優秀作品賞にも輝いた名作。時を経て、平成17年に浅丘ルリ子主演で東京・新橋演舞場で上演され大評判を呼んだ。 明治時代の下町を舞台に、娘時代からずっと秘めてきた奈津の涼月への思い、思いがけない恋のライバルの出現、涼月が大切にしているかつての恋人の恋文に隠された真実…など、“大人の恋”の行方が一つ一つ紐解かれるように、コミカルに、しっとりと描かれていく。そして、古きよき時代の日本を思わせるやさしくほのぼのとした空気が劇場全体を包み込む。 奈津を演じるのは博多座には『東綺譚』以来7年ぶりの登場となる浅丘ルリ子、そして今回涼月役には近藤正臣。浅丘との共演が多いだけに、奈津との微妙な関係をどうみせてくれるのか、楽しみなところ。また、そのほかの主要キャストも一新され、酒井和歌子、岡本健一、小田茜と博多座初登場の面々が顔をそろえ、新鮮な舞台が生まれることだろう。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台美術・・・朝倉摂 照明・・・吉井澄雄 音響・・・池辺晋一郎 振付・・・花柳禄寿 |
明治43年の東京。前田奈津(浅丘ルリ子)は、娘時代、樋口一葉に憧れ、今はなき文豪・尾崎紅葉のもとで小説家を目指していたが、今は一葉ゆかりの下谷龍泉寺町で吉原の遊女や近所の人たちの手紙を代筆する「恋文屋」を営んでいる。一方、同じ門下だった加賀美涼月(近藤正臣)は、いまや売...
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