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現っ、
中野坂上デーモンズ(東京都)
公演に携わっているメンバー:8人
- 団体紹介
- 松森モヘーを中心とした芝居のチーム。劇団ではなく偶然あつまった仲間で出来た。
ENBUゼミナール2011年ノゾエ征爾クラス在学中に微動。2012年、旗揚げ公演を前にしてチーム内での確執・裏切り・陰謀・争いをへて現在の形となり本格的に始動する。
全てを出し切り“何かわからない業の深いモノ”を作り上げる《中野坂上ストロングスタイル》は唯一無二であり、見るものを謎の感動と不快感へ引きずり込むが何も感じない人もいる。
近年は他に、会話の完成度を追い求める《北区王子コンバセーションスタイル》や、ひたすらデタラメする《四谷アウトブレイクスタイル》なども評判が高く、劇場のみならず様々な音楽ライブやイベント、フェス等にも参加する。
佐藤佐吉賞2017では最優秀作品賞・最優秀演出賞・他3部門を受賞。
他に、日本演出者協会主宰若手演出家コンクール2017優秀賞受賞。
「中野坂上」は日本で一番AV女優とすれ違うことができる街だというのは本当の話である。
- 応募公演への意気込み
- つくづく私はプロにはなれないなぁと思いまして。なんせ脚本書くの苦しくて仕方ないし、これってプロの脚本家の人達は締め切りがありつつ連ドラとか連続で書き続けるんだしょ?そんな技量、自分にはないって6年続ければさすがに気づきます。これといって人気も出ないし、「じゃあなんで続けてるの?」と聞かれれば「演劇が好きだから?」「じゃあ文句言わずに続けない。」「何も知らないくせに、」「じゃあやめれば?」元も子もない。そんなこと言ったら元も子もないでしょ。元も子もないし、そう言われるのが恐すぎて人前では簡単に諦められないからデーモンズ、憂鬱です。好きだからやるってことがシンプルにできれば一番いいってことはわかる。それはわかる。わかるのでがんじがらめになった6年目のこの芝居、あらためてゾクっとする、自分たちの背筋がゾクっとする“世界”を作ることにのめり込みたいそんな気持ちです。わかってると思っていたら誰もわかってなくて、わかるはずだった自分もわからなくなる。敬愛する《稲シダ鳩》の世界観をどっぷり花まる学習会王子小劇場にて、お客様ごと引きづり込まれたいそんな気持ちです。
- 将来のビジョン
- 2年以内に『下北沢駅前劇場』で本公演をおこないたいです。そのためにも今年から少しずつ下北沢での公演の機会を作り始めました。そしてその目標が叶った暁には、憧れの『ザ・スズナリ』で4年以内に本公演がしたいです。今日まで一緒にお芝居を作ってきたデーモンズのメンバーが本当に大切なので、そのみんながそれぞれの進路を歩んでしまう前に、なるべくはやく、できることならば今のデーモンズのままで、一人二人お芝居をやめてしまったりする前に、今のメンバーで憧れの劇場の舞台を踏みたいです。
公演に携わっているメンバー(8)