2011年10月、ベルギーと日本のアーティストによる住宅展示場でのパフォーマンスで話題を呼んだ「Borrowed Landscape-Yokohama(横浜借景)」。このプロジェクトの第2弾となる新作公演に先駆け、伝統的な日本庭園の造園技法〈借景〉の概念を用いた「Borrowed Landscape Project」の体験ワークショップを8/10-11、森下スタジオにて開催します。
講師は、非演劇空間におけるプロジェクトを世界各国で展開するベルギー・ブリュッセル拠点のアーティストユニット「firldworks」(旧名・deepblue)の芸術監督であり、このプロジェクトのコンセプト・演出を手がけるハイネ・アヴダル&篠崎由紀子。
このワークショップでは、会場となる森下スタジオの空間や環境を観察し、それらを身体的な感覚で僅かにゆがめ、ずらし、拡張することで空間をどのように変化させることができるか、を試みます。社会に存在するさまざまな空間/シチュエーションで創作活動/上演することの意味とは?それぞれの場所/空間が持つコードや空気感、またそこに居合わせた人々や物の存在、景色や質感、これらの要素を受け入れて成り立つパフォーマンスとは?自分自身と他者、自分たちを取り巻く身近な環境を新しい視点で捉え直すワークショップです。
経験不問、どなたでも参加できます。ご参加、お待ちしています!
日時:8月10日(金)・11日(土)19:00 - 21:30
会場:森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
参加費:5,000円(2日間通し)
講師:ハイネ・アヴダル、篠崎由紀子、BLJメンバー
定員:10名(先着順受付)
予約・お問い合わせ:E-mail: info@offsite-dance.jp
*件名「横浜借景WS参加希望」と明記の上、本文に「お名前(氏名・ふりがな)、連絡先(メールアドレス・電話番号)」を明記の上、お送りください。
講師紹介:
アヴダルと篠崎は、2008年から非演劇空間におけるプロジェクト「Field Works」を開始。ヨーロッパを中心に11カ国19都市の森の中や、レンタルオフィス、銀行、ホテル、アートセンターや劇場の事務局、設計事務所などで上演し、高い評価を得ている。2011年2月に横浜で日本初演した『Field Works-office』で「Borrowed Landscape Project」を着想し、共演した日本のアーティストとプロジェクトチーム「Borrowed Landscape Japan(BLJ)」を結成。
公演情報:
「 Borrowed Landscape ‒Yokohama #2(横浜借景)」
日時:8月22日(水)~26日(日)13:00/13:30/14:00/14:30/17:00/17:30/18:00/18:40
※1日8回/各回15名、上演時間は25分を予定しています。
会場:M/Mグランドセントラルテラス(横浜市西区みなとみらい4-6-2)
参加費:無料(先着順/参加予約が必要です。別途、ヘッドホン貸出料1,000円がかかります)
詳細・オンライン参加予約申込↓
http://borrowed-landscape.jp/2012/
コンセプト・演出:ハイネ・アヴダル、篠崎由紀子
テキスト:柴幸男/音響デザイン:ファブリス・モワネ
振付・出演:小浜正寛、神村恵、川口隆夫、社本多加、長内裕美、ハイネ・アヴダル、篠崎由紀子
主催:Borrowed Landscape Japan、NPO法人Offsite Dance Project
共催:横浜アーツフェスティバル実行委員会
協賛:M/M GRAND CENTRAL TERRACE
助成:公益財団法人セゾン文化財団、Norwegian art council、Flemish authorities、Norwegian Ministry of Foreign Affairs