TOKYOハンバーグでは2022年11月16日~23日に座・高円寺1で行う公演(丸尾聡新作書下ろし)の出演者(主要キャスト含む)を広く募集し、ワークショップオーデションを二日間に渡って開催致します。
※3月17日~27日に上演する『宮城1973/東京2012 ~のぞまれずさずかれずあるもの~』のチケット半券(どちらか)をお持ちであれば無料でワークショップオーディションが受けられます。
『宮城1973/東京2012 ~のぞまれずさずかれずあるもの~』公演情報
https://stage.corich.jp/stage/123053
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TOKYOハンバーグ+演劇ネットワーク@丸尾合同企画 Vol.4
座・高円寺 秋の劇場18 日本劇作家協会プログラム
『青空から遠くはなれて(仮)』
作:丸尾聡 演出:大西弘記
日程:2022年11月16日~23日
劇場:座・高円寺1
【あらすじ】
近未来。さらに新型ウイルス感染者への差別、リモートワークが行えない職業への蔑視が蔓延していた。そしてその多くは、増加する一方の貧困層に向けられたものであった。
そんななか、アメリカと中国の対立はさらに深まり、アメリカは黒人と黄色人種を国として、事実上二等国民とする施策を決定した。日本は名誉白人としての待遇の代わりに、日本側の負担を大幅に増やす新たな安保条約の締結を迫られ、国内は対立が激化し、内戦に近い状態となり、緊急事態制限が発令された。
そんななか、貧困層で都会の下水道で暮らす、ケイ、ミサト、ミズタロウの三人は、地上の争いに巻き込まれてしまう。逃げまどう彼らは、再び地下に潜るが、そこに広がっていたのは、アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所跡。そして、そこでガイドを務める日本人だった。そしてさらに彼らの前で、まさにナチスドイツによるホロコーストが繰り広げられる。近未来、現代、そして過去が錯綜し、ケイ、ミサト、ミズタロウの三人は否応無く巻き込まれていく。日本人が、ホロコーストの部外者ではなく、当事者になった時、何をするのか、何を思うのか。
人の命はそんなに簡単なものじゃない。人種差別の根源と命の尊厳に迫る。
【募集対象】
5名(国籍年齢性別問わず)
※オーディション合格者の俳優本人にあった宛て書き
※経験者のみ (10月からの稽古に参加できる方)
※協調性とコミュニケーション能力をお持ちの方(プロダクションや劇団に所属している人でも可)
※2日間の参加が出来る方のみ。
【待遇】
ギャラあり。
チケットノルマはなし。
チケットバックは1枚目からあり。
【稽古日程】
・10月初旬に顔合わせ。
・10月中旬間では世田谷区内の施設にて18時~22時の時間帯で約10コマ。
・10月下旬から一週間ほど都内某スタジオにて終日稽古を予定。
・11月5日~14日 座・高円寺けいこ場1にて全日、終日稽古。
【ワークショップオーデション】
色々な可能性と、よりよく理解したうえでの選考のため2日間のご参加をお願いします。日程は【A】と【B】と【C】がありますので、いずれかをご希望下さい。内容は基礎、身体表現、上演戯曲をテキストに使用したワークショップとなります。当日は動きやすい服装を用意して下さい。※運動靴は必要ないです。
【ワークショップ日程】
◇日程
【A】2022年4月2日(土).3日(日)
【B】2022年4月4日(月).5日(火)
【C】2022年4月7日(木).8日(金)
◇時間:18時30分~21時30分
◇会場:世田谷区用賀近辺施設(最寄駅は用賀)※詳細は応募者にのみお伝え致します。◇参加費:2000円(両日合わせての費用になります。当日会場にてお支払いいただきます)
【受付期間】
2022年3月3日~4月1日
※定員に達し次第締め切ります(いずれとも20名ほど)
【応募方法】
◇名前
◇写真2枚(バストアップと全身)
◇(あれば)所属
◇年齢・性別
◇身長体重:3サイズ
◇受講希望日 【A】OR【B】OR【C】
◇過去の出演歴
◇何か一言。書きたい事があれば自由に書いてください。
◇(あれば)HP・ブログ等のURL
◇連絡先(電話、メールアドレスなど)
を下記メールアドレスに件名を【オーディション応募】としてお送りください。
【TOKYOハンバーグ】
TEL:090-5807-3966
MAIL:info@tokyohamburg.com
HP:http://tokyohamburg.com/
【大西弘記プロフィール】
1999年~2004年伊藤正次演劇研究所に入所し演劇を始める。同研究所にて主に『岸田國士作品集』『菊池寛作品集』『ベルトルト=ブレヒト作品集』の多数に出演。後にプロダクション所属、他劇団に参加、外部舞台出演などの活動を経験し、2006年に自らの作品を上演するため企画・制作の母体となるTOKYOハンバーグを立ち上げる。これまでのTOKYOハンバーグ上演作品のすべてを脚本・演出担当する。近年では、かわさき演劇まつり「注文の多いどんぐりと山猫と料理店」(演出)劇団伊勢「ふたたびの刻」(作・演出)秋田雨雀・土方与志記念青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」(作)等、数多くの作品を手がけている。
●受賞歴
2015年『最後に歩く道』(サンモールスタジオ選定賞最優秀演出賞を受賞)
2018年『へたくそな字たち』(第24回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)
2019年『宮城1973 ~のぞまれずさずかれずあるもの~』(第25回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)
2020年『東京2012 ~のぞまれずさずかれずあるもの~』(第32回テアトロ新人戯曲賞受賞)
2020年『風の奪うとき』(第7回せんだい短編戯曲賞最終候補)
【丸尾聡プロフィール】
作家・演出家・俳優 玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業後、自らの劇団で多くの舞台を上演。また他劇団への書き下ろし・出演・演出、ラジオドラマのシナリオ執筆、小中学校での表現教育、各地でのシナリオ・戯曲講座、日本劇作家協会戯曲セミナー講師など、幅広く活動。代表作に戯曲『終着駅の向こうには…』(丸尾聡戯曲集1 カモミール社)『INAMURA走れ!』(優秀新人戯曲集1996劇作家協会編 ブロンズ新社)『飯縄おろし』『離宮のタルト』『死刑執行人』(以上、演劇専門誌テアトロ掲載)、シナリオ『残置物処理班』ABU(アジア太平洋放送連合)ラジオドラマ部門最優秀賞、脚色『バッテリー』『精霊の守り人』『サバイバル』など。1964年生。長野県長野市出身。神奈川県川崎市在住。
●受賞歴
1987年 ジェルスサーキット特別賞『M版真夏の夜の夢』作・演出・出演
1995年 第一回日本劇作家協会新人戯曲賞優秀賞『INAMURA走れ!』
2004年 第二回仙台劇のまち戯曲賞佳作『飯縄おろし』
2008年 ABU(アジア太平洋放送連合)ラジオドラマ部門最優秀賞『残置物処理班』脚本担当
※3月17日~27日に上演する『宮城1973/東京2012 ~のぞまれずさずかれずあるもの~』のチケット半券(どちらか)をお持ちであれば無料でワークショップオーディションが受けられます。
『宮城1973/東京2012 ~のぞまれずさずかれずあるもの~』公演情報
https://stage.corich.jp/stage/123053
画像は2019年11月、座・高円寺1で上演した『人間と、人間と似たものと。』より
@ありせさくら