キンダースペース 好評の連続ワークショップ 参加者募集!
演劇とは、あるフィクションの「時間」を観客の前に提示するものです。
「演劇」における俳優の課題は、「物語」の時間を、いかに魅力的に、そしてドラマチックに生きることが出来るかということです。
なぞるのではなく、世界に立ち向かっている戯曲の、その立ち向い方そのものを生きる、という意識を持つことです。
このことはどのように可能でしょうか?
それを演技の側と戯曲の側、双方から探って行こうとするのが連続ワークショップです。
演出家 原田一樹、劇団キンダースペース劇団員と共に、東西の様々な戯曲の一部をテーマに沿って読み解き、会話を組み立て、アンサンブルを探っていきます。
15年目の今年は、このテーマから始めます。
Vol.44 「愛が不足」
古今東西、演劇においては、多く愛というものが描かれてきました。もちろん、これは男女間の愛情ばかりではなく、自己愛や人類愛、あるいは嫉妬や執着といったものも含まれます。そしてドラマの時間は、この愛の充足する姿を描くものではありません。たいていの場合、愛の過剰や不足によって巻き起こる葛藤が劇的な時間を持続させます。この不足を俳優はいかに生きるべきでしょうか? 又人の心においては、「不足」という思いがどのようにその人間を動かすのでしょうか? 西洋、日本の近代劇、現代劇の中に、愛とその不足を探ります。
5月8(火)・9(水)・11(金)・12(土)・15(火)・16(水)・18(金)・19(土)(8日間)
時間/19:00~22:00 費用/21,000 定員/8名
募集は各回ごと。基本的には一年以上の演技経験者を対象とします。
これまでのキンダースペースの連続ワークショップ未参加の方も受講可能です。
詳細は劇団キンダースペースWEBサイトでご確認ください!
http://kinder-space.com/bekko/www/ws/2012/renzoku.html
(携帯サイト)http://kinder-space.com/mobile/ws/renzoku.html
応募・お問い合わせは post@kinder-space.com までお願いします。