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【参加者募集中!公開講座】つくり手にこそ、今必要なこと「2050年の劇場環境のために」

座・高円寺 劇場創造アカデミー
厳選した授業を体験する「舞台芸術公開講座」2021

~つくり手にこそ、いま必要なこと~
「2050年の劇場環境のために ―7冊の補助線から考える」

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 2050年、日本の人口は現在より25%以上減少し1億人を切り、子どもたちはわずか800万人、高齢化率は40%に達する。人口減少は劇場の利用料収入、チケット収入両方の減少を生み、生産年齢人口減少は税収→指定管理料の減少となる。年金も医療費も教育費も何もかもが不足する時代に、文化芸術費だけが聖域になるはずも無く、3割前後パイが小さくなると覚悟する必要がある。
 COVID-19によって顕在化しはじめた、より大きく激しく長期的な社会の変動は、ポストキャピタリズムだ、人新世だとレッテルを貼ったところで事態は変わらない、おそらく現在からの連続の思考では乗り切れない状況が訪れようとしている。
 講師が厳選した7冊の活字を拾って考える、これからの劇場環境。
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〇講師: 髙宮知数
〇対象:俳優・演出・劇作・制作・劇場スタッフ等舞台芸術の創作に携わる方
※全日参加可能な方を優先  ※文献資料(抜粋)は予め用意してお配りします。
〇定員:12名(先着順) ★別途Zoom視聴会員あり(有料)
〇日程:2021年9月15日~12月22日 隔週水曜日
〇時間:19:00~21:00
〇参加費:一般8,000円/杉並区民割6,400円/U-30割4,800円
   ※Zoom視聴会員も同額
〇申込方法:「受講者名(ふりがな)」「職業(学生の人は学校名)」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「対面受講またはオンライン受講」をお電話またはメールで、下記担当までお知らせください。
〇申込・問合せ:劇場創造アカデミー担当(安達・京谷)
        〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2 座・高円寺
        Tel 03-3223-7500
        Mail academy@theatre-koenji.jp
〇締切:9月1日(水)
〇詳細はHPをご確認ください。
https://za-koenji.jp/academyhp/openschool.html

===講義内容===

〈前半:とりあえずは隣近所(ネイバーフッド)の分野から〉

〇第1回 9/15(水)
「バウマンを手掛かりにポスト教養主義モデルを考える」 ~現代の文化論から考える、21世紀の集客・創客
        1冊目 ジグムント・バウマン『リキッド化する世界の文化論』

〇第2回 9/29(水)
「持続化給付金は自ら生み出すしかない」 ~音楽分野から考える、“続ける”ためのマネタイズ
        2冊目 スティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』

〇第3回 10/13(水)
「パフォーミングアーツはNFTアートになりうるのか」 ~デジタル市場を拡大しているアート分野から成長エンジンを探す
        3冊目 マイケル・フィンドレー『アートの価値』

〇第4回 11/3(水・祝)
「ゲスト対談:中村陽一先生を迎えて」 ~折り返し地点で、振り返り、そしてゴールを確かめる

〈後半:郊外(サバービア)さらには圏外(アウト・オブ・オーダー) 離れて見えること 〉

〇第5回 11/10(水)
「疾走する身体が街を見いだす」 ~建築史家でもあるスケーターから学ぶ街に出る術(アウトリーチ)
        4冊目 イアン・ボーデン『スケートボーディング、空間、都市』

〇第6回 11/24(水)
「インターネット3.0の光と影」 ~参加型テクノロジーのサニーサイド、ダークサイドを復習
        5冊目 ヘンリー・ジェンキンス『コンヴァージェンス・カルチャー』

〇第7回 12/8(水)
「強権時代の気負わない越境交流」 ~これからの30年間、いかに文化交流を継続できるか
        6冊目 小川さやか『チョンキンマンションのボスは知っている』

〇第8回 12/22(水)
「劇場の生存根拠を千年単位で考える」 ~五百年、千年スケールで改めて都市と、芸術家と劇場を考える
        7冊目 ジャン・クリストファー・アグニュー『市場と劇場』


≪プロフィール≫
■髙宮知数(マーケティング・プロデューサー/プロジェクト・デザイナー)
立教大学社会デザイン研究所研究員。立教大学大学院兼任講師。東日本国際大学地域振興戦略研究所客員教授。 (株)ファイブ・ミニッツ代表。
広告代理店マーケティング部門、シアターアプル劇場プロデューサーを経て独立。神田淡路町・ワテラス、久留米シティプラザ(初代館長)、鶴岡市・FOODEVERなどの文化施設、まちづくりを手掛ける他、公文協、セゾン文化財団等でのシンポジウム講師、文科省大学設置審議会専門委員会(芸術)委員などを務める。近著に『街直し屋:まちとひとを再生させる仕事』(共著、晶文社刊)、『ビルディングタイプ学入門』(共著、誠文堂新光社)。

■ゲスト講師:中村陽一 
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長・教授、社会デザイン研究所所長
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

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