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企画/原案・菊地穂波、脚本/監督・澁谷桂一による新作映画のオーディション告知をさせて頂きます。
映画のオーディションではありますが、経験は一切不問ですので、舞台のみ経験ありの方や演技全般経験が無い方も歓迎です。
以下詳細です。
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この度、菊地穂波企画・原案、澁谷桂一脚本・監督による自主制作映画、及びティザー映像作品の出演者オーディションを開催致します。
演技経験は一切問いません。
完成した作品は配信・上映予定。
《作品概要》
以下、二作品の映像作品の出演者を募集します。
1:自主制作映画
『ミラキュラスウィークエンド・エセ(仮)』
監督・脚本・編集 澁谷桂一
製作 シャーレ
全体尺 約60分を予定
・演劇祭「三十九祭」にて発表される排気口新作演劇作品のスピンオフ企画として、映画作品を制作します。
・「演劇」配信後、「映画」を配信します(2021年11月頃配信予定)。
※演劇作品への出演者募集ではありません。
※したがって、演劇作品への出演は出来ません。
【原作】
ミラキュラスウィークエンド
https://note.com/haikikou/n/n7b9d23d2b0e2
さようなら、ポポちゃん。前編
https://note.com/haikikou/n/n98ca3870d95f
2:ティザー映像
監督・脚本・編集 澁谷桂一
製作 シャーレ
全体尺 約1分を予定
・排気口・菊地穂波企画公演『金曜日から』のティザー映像における出演者募集です。
・11月頃配信予定、10月頃撮影予定(撮影は1日を予定)。
※以下、上記概要同文。
≪澁谷桂一について≫
7月26日生まれ。映画監督、脚本家、演出家。シャーレ、めのん!、体にやさしいパンク主宰。2016年『にっちもさっちも夏』で柑橘系映画祭グランプリ受賞、『デーーート』でクォータースターコンテスト2016参加。
2017年『意味なし人生ちゃん、宇宙へ』でMOOSIC LAB2017短編部門ミュージシャン賞受賞。2018年『笹口騒音ハーモニカ捏造』が笹口騒音MVコンペにおいて観客賞、杉並カルチュアフェスティバルにてグランプリ・批評家連盟賞を受賞。2019年『カミシモ』を企画・監督。2021年、femme fatale『恥晒し (feat.ゆゆうた)』MVを監督。『複製』で「アートにエールを!東京プロジェクト」に参加する。
MVでも円庭鈴子「花束のうた」、工藤ちゃん「バンドマンの女」、笹口騒音ハーモニカ「NO!!」、「うるう年に生まれて」を手がける。
演劇では、主催イベント「最高の夏にしようねノイローゼ」で5人の女優に7作の一人芝居を書きおろす無茶を決行し1週間全回満席を記録、劇場の支配人に感謝の万年筆をもらう。また、その中の1篇であり、松井玲奈と澁谷自身のラブストーリーを妄想で描いた「夢で逢えた(ら)」の存在が松井玲奈本人の耳に届く。
安川まりとのユニット・体にやさしいパンクとして、「ワーヅ(キル/ピーポー)閻浮台爆多摩"呪禁存思"リミックス」でCINRA.NETが主催するイベント「NEW TOWN」内企画"オルギア視聴覚室"に参加。
他、佐藤健2018年カレンダー「佐藤かける+めくる+Documentary Film」ドキュメントフィルムのオープニングアニメーションを担当。
≪排気口について≫
2011年、作・演出の菊地穂波を中心に和光大学にて旗違げ。「死」を作品の主題とし、さまざまな傷をかかえた人物たちを、想像力に希望を懸けたリリカルなストーリーと、その随所にちりばめた多層約な言葉のおかしみによって描きだす。
誰しもが思い当たる人間の悲哀と、どうしようもなくくだらないューモアが、舞台上であぎやかに結びつくとき、悪いがけない生の煙きが誕生する。
≪あらすじ≫
夏。街のどこかである演劇が上演されようとしていた。作演出を手がけるボキヤマタツヤはペンネームだった。
関係ないが何ヶ月も前にボキヤマの妹は置き手紙を残して失踪していた。
関係ないがボキヤマの友達、ホラーマニア荒井はAVに映り込む幽霊を探す会社をやっていた。
関係ないが、荒井の会社で働く水死体温泉さんは携帯電話を持っていなくていつでもテレフォンカードを三枚と乾燥大麻を持っている。
そしてそれらすべてに関係なく、ボクは夜道で猫を拾う。猫なのにおしゃべりするし、英検三級を持っている彼女とボクは短い間、一緒に暮らした。
彼女がいなくなったあと、ちょうど夕暮れがボクだけを残して周りの人たちを真っ暗にしてしまう時間があって、ボクは阿佐ヶ谷の駅前で驚いてしまった。だってそこで出会った女の子は、大好きなボクの猫と同じ顔をしてんだ。
≪監督・澁谷桂一によるコメント≫
劇団・排気口を主宰する菊地穂波さんとは同じ街に住んでいるので、私たちは週8の頻度で偶然会うし、その都度おなじ夢を見る。「いつかなにか一緒にやりたいですね。」そんな会話もあったかもしれない。けれど穂波さんは演劇をやっていて、私は映画をやっている。私たちは同じ夢を別々の布団で見ていた。
ある週末、ストロングゼロとゾーン・マッドハッカーを混ぜたケミカル酒──通称"命の前借り"を作りながら穂波さんは「お願いしたいことが2つあるんです」と、どこか照れたような赤ら顔で言った。それは酒のせいかもしれなかった。
お願いというのは排気口の映画の件と演劇のティザー映像のことだった。「コラボレーションではないんです。私はどうしたって演劇しか作らないし、澁谷さんにはやっぱり映画を作って欲しい。私の演劇と澁谷さんの映画・映像をブツけて、混ぜましょう。」
私は「よろこんで」と答えた。私は酔っていなかった。
演劇と映画、どちらがストロングゼロでどちらがゾーン・マッドハッカーなのかは分からないが、私たちと同じ夢を見てくれる俳優のあなたを待っています。
≪企画/原案・菊地穂波によるコメント≫
「ぼく頭が悪くてでかけること出来ない ぼく頭が悪くてみつけること出来ない」宮沢正一の名曲『キリストは馬小屋で生まれた』はこのような歌い出しで、それだけで泣けてきちゃうけど、不思議と穏やかな気持ちにもなるから最高。私は右と左が割と訳わかんなくなっちゃう。上手と下手は覚えてない。クラスで最後まで九九を覚えられなかったし、去年まで雑木林を「ざっきりん」って読んでた。けど君のいいところは見つける事が出来る。君自身が気づいてない良い所も。でもそれってちょっと骨が折れるから、君の方から会いに来てよ。お昼ご飯抜いて来たのなら奢るよ。夕ご飯は奢ってくれよ。ついでにビールとハイボールも。季節のつまみも。日本酒も。二軒目も。帰りのタクシー代も。とりあえず、領収書の宛名はこのオーディションで切っちゃっていいから。一緒に困ろう。未来で待ってる確定申告ってやつに。
≪募集対象≫
以下を募集します。
・菊地(主人公)20代に見える男性
・ぽぽちゃん(女の子の猫。「ボク」に拾われる)20代に見える女性
・水死体温泉さん菊地のバイト先の先輩)20代〜30代女性
・ボキヤマタツヤ(演劇を作っている男)30代に見える男性
・ホラーマニア荒川(菊地のバイト先の上司)30〜40代に見える男性
・かおりちゃん(ボキヤマタツヤの妹)20代に見える女性
※詳しい役柄などは、書類通過の際に明示致します。
《オーディションについて》
書類選考の上、通過した方は以下のA~Fのうち、いずれか1つの回にお越し頂きます。
A:6/26(土)13:00~15:00の間で参加可能
B:6/26(土)15:00~18:00の間で参加可能
C:6/26(土)18:00~21:00の間で参加可能
D:6/27(日)13:00~15:00の間で参加可能
E:6/27(日)15:00~18:00の間で参加可能
F:6/27(日)18:00~21:00の間で参加可能
応募していただける方は件名を「排気口2021キャスト応募」とした上で、以下の内容を記入し、
shibuyagumi.schale@gmail.com
までご連絡下さい。
(1)氏名(芸名)
(2)上記A~Fの日時より希望回を第三希望まで
(3)プロフィール(年齢、身長、出演歴、自己PR等)
(4)顔写真、全身写真
(5)連絡先(メールアドレス、電話番号)
(6)最寄り駅
※書類選考を通過した方のみ、オーディションにお越し頂きます。会場は杉並区を予定しております。
※オーディションにお越しいただく際の交通費は自己負担となります。あらかじめご了承ください。
※応募締切は2021年6/15(火)です。
≪ギャランティー等について≫
・キャストの交通費、食費は全額こちらが負担します。
・ギャランティーは若干料、お気持ち程度とお考えください。
≪その他、出演希望の方へ≫
・事務所所属の方は、必ず事務所の了承を得てご応募下さい。
・監督と"直接"やりとりができるようお願い致します。事務所所属の方は事務所からの許可をもらってください。連絡ツールは主にLINEです。
・澁谷の演出過程で最も重要視されるのは「役作り」です。こちらが指示を与えるというよりは、課題に対し澁谷とキャストが一緒に悩んでいくというスタイルをとります。ゆえに経験の有無は問いませんが、最後まで短絡・現場での反射神経に拘泥せず、思考を止めない方を希望します。
・仮に、メインキャストではなくとも企画に参加したいという方はその旨お申し出ください。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。