2021年秋公演・劇団印象『藤田嗣治 ~白い暗闇~』の出演者募集 ※6/5(土)〆切(メールのみ)
1920年代初頭に「乳白色の下地」という独自の技法を確立し、日本人として初めてパリで成功した画家、藤田嗣治。彼の人生の内、パリ時代(1913年~29年)と、日本に帰国後、トレードマークのおかっぱ頭を丸刈りにし、軍部の協力要請に従って、「アッツ島玉砕」等の戦争画の創作をしていく太平洋戦争時代(1940年~45年)を取り上げ、評伝劇を創作します。
劇団印象-indian elephant-は、その出演者を募集させていただきます。
<演出家=鈴木アツトより>
2020年上演の『エーリヒ・ケストナー~消された名前~』で、我々は初めて、「国家と芸術家」という主題に挑戦した。次作でも、この主題に挑戦したいと考え、画家の「藤田嗣治」を選んだ。国際経験も豊富で、多様性の象徴のような1920年代のパリの画壇で成功した藤田嗣治が、「なぜ日本型ファシズムに乗っかってしまい、戦争画を描いたのか?そこには芸術家としての、どのような野心や展望があったのか?」をあぶり出し、芸術家と国家との距離感、そして、表現者の倫理とは何かを問いたい。
登場人物
〇藤田嗣治(男):画家。(27歳~59歳)。
〇ナタリア(女):娼婦。ポーランド(当時ロシア)からの移民。(20代~30代)
〇村中(男):画家。藤田嗣治の後輩。(20歳~50歳)
〇住喜代志(男):朝日新聞の記者。(20代~40代)
〇鈴木(男/女):作家。(20代~30代)
〇山田(男):画学生。藤田の弟子。(20代~30代)
〇藤田君代(女):藤田嗣治の妻。(20代~40代)
〇藤田嗣章(男):軍医。藤田嗣治の父。(老齢に見える方)
〇陸軍兵士(男/女)
〇モデル(男/女)
公演詳細
公演日時:2021年10月27日~11月2日
会場:下北沢・小劇場B1
公演実施回数:10ステージ(予定)
※稽古開始は8月27日頃から。37日程度
※変更の可能性があります。
報酬等:
チケットノルマはありません。
ギャランティは、オーディション等をさせていただいてから、相談の上、決めます。
また、オンライン配信も必ず実施する企画になりますので、
作品を配信することにご了承いただける方のみ、ご応募お願い致します。
オーディションに応募される方は、
以下の項目を、info(アットマーク)inzou.comまでお送りください。
件名は「劇団印象:藤田嗣治評伝劇・応募」でお願いします。
・名前(ふりがな)
・生年月日/年齢/身長/体重/スリーサイズ/靴のサイズ
・所属
・これまでの経歴/出演作品
・今までご覧になった劇団印象-indian elephant-作品があればそのタイトル
・応募動機(150字から400字程度)
・メールアドレス/携帯電話番号
・写真(上半身と全身、1枚ずつ)
・希望の一次選考日(6月12日、19日、26日(どれか一日のみ))
・稽古開始は、8月27日頃。現時点でのNG日があればお知らせください。
・ご希望の役があれば、お書きください。
※PDFファイルでお送りいただけると助かります。
オーディション詳細:
書類選考
お送りいただいたプロフィールと応募動機から、書類選考を行います。
書類選考の結果は、6月7日(月)までにご連絡します。
ワークショップ・オーディション選考
書類選考通過者には、6月12日、19日、26日(どれか一日のみ)に稽古場にお越しいただき、ワークショップ・オーディション選考を行います。
ワークショップ・オーディション選考は、参加費が2,000円かかります。(場所代とテキスト代)
ワークショップ・オーディション選考通過者と、後日、面談(稽古や演出方法、報酬について説明)をした後、出演決定。
オーディション・申し込み締切:
2021年6月5日(土)24時まで。
●お問い合わせ・お申し込み
info@inzou.com @を@に変えて、ご連絡ください。
皆様のご応募心よりお待ちしております。
※掲載写真は、2020年12月公演『エーリヒ・ケストナー~消された名前~』より
写真:菅原康太