5月マイズナーワークショップ2日間イントロクラス
このワークショップではリピテションエクササイズを通して、
その瞬間相手から受けて生まれた衝動で動き、関わる技術を鍛えます。
(リピテションエクササイズ:ペアになりパートナーを観察し、相手の挙動を言葉にし、互いにその言葉を繰り返すことで、思考や自意識から離れ、本能と繋がった真実味のある演技を目指すエクササイズ。サンフォード・マイズナーが考案)
●コロナウィルス感染防止対策を取りながらの開催です。
参加人数上限を減らします
検温を実施し37.5℃以上の方は参加を見合わせていただきます
開始前に会場の消毒を実施し、参加者の方にも手指の消毒、手洗いにご協力いただきます
マスクを常時着用といたします
可能なかぎり常に換気をします
そのほかにも、主催者が必要と見なした対策を実施する場合があります。
また、今後感染状況に応じて対策を変更する可能性があります。
●主催者からのメッセージ
マイズナーテクニックのやり方も様々なのですが、私はロンドンのインパルスカンパニーでスコット・ウィリアムズ氏に学び、より純粋に相手を受けた演技でスリリングなシーンを作れると実感しました。
帰国後、日本でも同じ演技の言語を共有できる仲間が欲しいと思い、これまでワークショップを継続しています。
「このセリフでこうしたい」「上手いと思われたい」、あるいは「こんなことをしては、いけないんじゃないか」といった考えを手放し、相手にフォーカスし、衝動のままに正直に反応することで、相手に動かされる感覚を体感して、
目の前にいる相手と今この瞬間関わることができる力をつけてもらいたいです。
最終的に短いテキストを使用し、リピテションの感覚をどのように活かせるか体感してもらいます。
●このワークショップで得られること
常に相手に意識を向ける力が鍛えられる。
考えがちなクセから離れられる。
自家発電でやろうとするのではなく、相手に動かされるという感覚を得ることができる。
リスクを冒して相手と関わることができる。
常に「今」にいることができる。
【対象】
俳優、演出家等、演技に携わる人
マイズナーの未経験者・初心者向け (ちょっと経験がある方、ブランクある方も歓迎)
【日時】
2021年5月10日㈪11日㈫
ともに13:00~17:00
多少の遅刻・早退は基本的に可といたします。事前にご相談ください。
【会場】
最寄り駅東高円寺駅のスタジオ
(参加者にお知らせします)
【参加費】
7000円
【参加お申し込み方法】
メールにてお申込みください。
件名を「5月WS参加希望」とし、
1.お名前(ふりがな)
2.連絡先メールアドレス
3.マイズナーの経験の有無(もしあれば、どこで学んだかも)
4.ご所属(もしあれば)
5.経歴(ごく簡単なもので結構です)
6.このワークショップを何で知ったか?
を明記のうえ、
so5246ra@gmail.com
までお申し込みください。
【定員】
10名 先着順
(最少催行人数5名に満たなかった場合はキャンセル、あるいは時間を若干短縮させていただく場合があります)
●講師プロフィール
西村壮悟
新国立劇場演劇研修所2期生修了。
マイズナーテクニックを柚木佑美氏、スコット・ウィリアムズ氏から学ぶ。
主な出演作品に『アルトナの幽閉者』 『うれしい悲鳴』 『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』 『サロメ』 『雨』 『真田風雲録』など、蜷川幸雄氏、栗山民也氏、宮田慶子氏、宮本亜門氏、上村聡史氏、谷賢一氏、吉田小夏氏、広田淳一氏らの演出作品に出演。
文化庁新進芸術家海外研修制度で2017年から約一年間ロンドンに留学し、ジェレミー・ストックウェル氏、スコット・ウィリアムズ氏、木村早智氏に師事。2018年よりホスピタルシアタープロジェクトに参加し、障碍を持つ子どもと家族のための演劇を創作している。2020年はオンライン演劇『音の世界』を演出、Kawai Project リーディング『リア王』に出演。 同年よりエイベックス・アーティストアカデミー講師