岸田理生アバンギャルドフェスティバル
リオフェス2021
吉野翼企画
-俳優の不在証明と、その声から導き出される音響的舞踊体現-
『 吸血鬼 ―伝染する媒介物― 』
作・岸田理生 構成 演出・吉野翼
●日時
2021年7月5日(月)~7日(水) 仕込み・リハーサル・ゲネプロ等
2021年7月8日(木)~11日(日) 本番 全7回公演予定
●会場
フリースペース【絵空箱】予定
(江戸川橋駅より徒歩2分・神楽坂駅より徒歩10分)
★出演者募集要項
メインダンサー
・女性ダンサー 若干名
・男性ダンサー 若干名
※本公演はダンスと身体を用いた体現作品となります。(一部演劇的要素も有り)
◆募集期間 2021年2月28日(日)まで。
(定員に達し次第、募集を終了する可能性もございます)
◆募集条件
・バレエ、コンテンポラリー、モダンジャズ、モダンバレエ、等、身体の基礎があり、自らの表現を体現する事が可能、振付にしっかりと付いて来られる方。
・まだ見ぬ誰かと出逢うことを恐れず、他者と共に表現に向かえる方。
・アングラと呼ばれる手法を用いる作品、岸田理生、寺山修司、等、吉野翼企画、新たな前衛的表現に、興味がある方、挑戦してみたい方。
・ダンス・作品・他者に対して本気に、真摯に向き合い、取り組める方。ダンサーとしてのスキルアップを求め向上心のある方。
・心身共に健康な方。
・ある程度、NG考慮はしますが、6月中旬よりの稽古に、優先して参加出来る方。
・チケットノルマはありませんが、お客様に見てもらう事、お客様を呼ぶ事も、表現者としての宿命と認識している方。
・当座組の提示するコロナウイルス感染予防対策を守れる方
・稽古イン 6月中旬~予定
◆その他
・一枚目よりチケットバック¥500発生。少額ですが別途交通費程度のギャラをお支払い致します。
・就職している、結婚している、子供がいる、等は、不問。要相談。
・詳細や面談(ダンス審査)の日時は追ってご連絡致します。
★上記、興味あり!出てみたい!詳細聞いてみたい!と思ってくださる方居ましたら、お気軽に下記アドレスまで、
・お名前
・性別
・年齢
・あれば所属団体名や事務所名
・志望動機や自己PR(文字量指定無し)
・過去出演作等の簡易プロフィール
・ご連絡先(電話番号・メールアドレス)
・バストアップの顔写真、全身写真
をお送りください!
後、メールにて、企画書等詳細や原作台本をお送り致します。
宜しくご検討とご応募、心より御待ちしております。
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絵空箱・吉野翼企画・吉野翼
090-9321-4162
tasuku_yoshino@esorabako.com
「 ここでは、人間の歴史と呼ばれる言葉の病気にとり囲まれて暮らしている。増えた噂は神経を犯し、麻痺させ、窒息させる毒。防ぎようがないウィルス。だからわたしは、噂に喰いつかれないようにと必死になっている。馬鹿みたい。そして、血は、遠くにいる者を結び合わせ、一から百へと繋げる媒介物。吸血の環を限りなくひろげてゆく。この世のありとあらゆる血を混ぜ合わせ、血の幸福を生み出す。そのとき、いのちはすべてひとつとなり、所有は地上から姿を消す。わたしはあなたとなり、あなたはわたしとなる。」
【岸田理生アバンギャルドフェスティバル・リオフェスとは】
理生さんを偲ぶ会主催。
かつて、故・寺山修司と共に「天井桟敷」「岸田事務所+楽天団」にて、アングラと呼ばれる演劇手法や演劇観を生み出した劇作家・岸田理生を偲んで毎年開催されるフェスティバル。様々な人気劇団や特別ユニットが様々な劇場にて公演を行っています。
【吉野翼企画 演出家・吉野翼 プロフィール】
多目的フリースペース・絵空箱のオーナーであり、運営の傍ら、演出家、俳優、照明、舞台監督等としても活動する。日本演出者協会会員。照明家として利賀村演劇人コンクールへの参加や、演出家として、日本演出家コンクール選出、他、萩尾望都の漫画「半神」初の原作からの舞台化や、イギリスの女性作家エイミー・ベンダー著「燃えるスカートの少女」を日本初舞台化。故・岸田理生を偲んで毎年行われる岸田理生アバンギャルドフェスティバルに8年連続招待、参加等、女性作家原作、原案作品を多く手掛け、ポールダンスやコンテンポラリー等のダンス作品も演出、他劇団への客演出も行う。
2017年には有沢美喜の幻の官能小説の初舞台化「血花血縄」を上演。
2018年6月には建築家・磯崎進氏が設計した西戸山野外円形劇場にて「野外劇 新譚 糸地獄」を公演し大きな反響を呼ぶ。
2019年4月には演劇、ライトペイント、生演奏を用いた初のオリジナルライブ【音ノ
夜ライブ企画】『儚唄くづし』を公演。同年、6月、リオフェス2019にて寺山修司作
「疫病流行記」を公演、好評を得る。
2020年6月、コロナ渦の中、特別許可を得て台本からの書き換え、出演者全員マスク着用、劇中に消毒の演出を加える、等、あらゆるコロナウイルス対策を演出として万全化したマスク仮面劇「阿呆船-初演版-」を公演・配信。緊急事態宣言解除、自粛解除後の、初のマスク仮面劇、今後に向けて表現の新たな公演手法の1ケースとして注目され、NHKやTBSなどにも取り上げられ、反響を呼んでいる。
映像や生演奏、ダンスや舞踏など、様々な表現手法を展開させるアバンギャルドパフォーマンスを用いて演出をする。