いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
開催情報をお知らせいたします。
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『オリンピックだよ!ギリシャ劇集合』特集ページはこちらから
http://honyomikai.net/2019/12/28/2020event-greek/
※ちょっとずつ更新されてます。
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第85回『本読み会/ユージン・オニール』
■作家
ユージン・オニール
■作品
『喪服の似合うエレクトラ』三部作より、第一部『帰郷』
翻訳:菅泰男
収録:『ノーベル賞文学全集〈20〉ウィリアム・バトラー・イェイツ.ジョージ・バーナード・ショー.ユージン・オニール』(主婦の友社)
※先行訳より読みやすいので選びましたが、少し入手が難しい版かも知れません。また、かなりどっしりと大きな本なので、当日持ち歩くのはキツイかも知れません。ただ、参加者申し込みの方には当日のテキストコピーについてもご案内差し上げますので、心配なさらずお申し込みいただければと思います。
■日時
2020年3月7日(土)13~17時
■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
■参加費
諸経費として、お一人様500円
※学生の方は無料でご参加いただけます。
■作品について
アメリカ現代演劇の父であり、ノーベル文学賞受賞作家であるユージン・オニールが、アイスキュロス『オレステイア三部作』を翻案した渾身の一作、『喪服の似合うエレクトラ』。
物語の導入となる第一部『帰郷』の舞台は、南北戦争終結直後のアメリカ・ニューイングランド。母クリスティーンと船長アダムの不倫の秘密を知り、母を憎む娘ラヴィニア。そこに父エズラと弟オリンが戦地から帰還する。
父、母、姉、弟、そして家族の中に入り込んでいく一人の男。オニールは、オレステイアの物語の6人のキャラクターを5人の登場人物の中に重ね描き、さらには原作には見られない関係性をも同時に描き込むことで、相反する感情を強烈に抱えて生きる家族の姿を現出させた。
二千年以上の時を超えて古代の傑作に返答する、世界戯曲史に名を残す傑作。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)
申し込み多数の場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております!
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参加申し込み、お問い合わせはコチラまで
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
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■参加申し込み/お問い合わせ
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■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙