Fukushima Meets Miyagi Folklore Projectとは
仙台で活動する仙台シアターラボと、福島で活動するシア・トリエが、2018年から2021年までの4年間、仙台と福島において、互いの地域をリサーチし、「出会う」ことをテーマに合同公演を行うプロジェクト。
時が移り、我々の上に、巨大なうねりが迫りつつあるという時代感覚の中で、演劇がいかに現代の我々を表現しうるかを探るため、中央に向けていた目をお互いに向け、互いを批評し、考察することで、改めて二地域が出会い、その果てに新たな視座を得た各地域が、本当の自分と出会うことを目指す。
■今後の予定
2020年春 福島公演 大信ペリカン 演出
2020年秋 仙台公演 野々下孝 演出
2021年 仙台/福島公演
仙台シアターラボとは
2010年、せんだい演劇工房10-BOXを拠点に設立。2014年には野々下孝が宮城県芸術選奨新人賞を受賞。多様なテクストと、俳優達が創りあげたシーンを、抽象的な関連性によって連鎖させ、ある印象を作りだすスタイルは、「演劇の暴走」と称される。常に「演劇とは何か?」を突きつけながら、美しさと暴力性を兼ね備えた作品によって、演劇の未来を切り開き続けている。
シア・トリエとは
1996年旗揚げ。福島県福島市を拠点にする劇団。野外テントを出発点にアングラ→現代口語→対話を廃したモノローグ演劇と「近代演劇」からの脱却あるいは批判をテーマに今ここにあるべき演劇の姿を模索しつつも、未だ定まったスタイルを見つけられない迷い鳥集団。代表作はギリシャ悲劇を題材にモノローグによる多角的な視点を構築することで孤立する現代人の復讐の形を表現した「エレクトラ」、原子力発電所事故による衝撃をビビットに表現した「キル兄にゃとU子さん」など。シア・トリエ 大信ペリカン氏と
仙台シアターラボ 野々下孝氏
による豪華ワークショップを1月18日仙台で1月19日は福島で行います!!
宮城、福島、東北での新たな出会いをお町しております!!
■シア・トリエプログラム「”劇的”をつくるWS」
ファシリテーター 大信ペリカン
近頃、演劇が描くダイナミズムに興味を持っているペリカンと「劇的」について考えるワークショップです。戯曲、詩、物語などのテキストをベースに、関係性やシチュエーション、言葉そのものから抽出される「劇的」を演劇化しましょう。
■仙台シアターラボプログラム『「構成演劇」創作WS』
ファシリテーター 野々下孝
仙台シアターラボの演技スタイル、「ルパム」「ショートストリーズ」「モノマネ」「エチュード」「ショートシーン」などを体験し、「構成演劇」を創作!
「演劇の暴走」と称される、俳優の「リアル」を生かす創作方法は必見です!
●日時 1/18 13:20~18:40(13:00開場)
13:20~15:40(ファシリテーター大信ペリカン)
15:50~18:40(ファシリテーター野々下孝)
会場 せんだい演劇工房10-BOX box-1
金額 1500円(学生500円)
●日時 1/19 13:10~17:50(13:00開場)
13:10~15:25(ファシリテーター大信ペリカン)
15:35~17:50(ファシリテーター野々下孝)
会場 福島市子どもの夢を育む施設こむこむ リハーサル室
金額 1500円(学生500円)
■対象 演技・身体表現に興味のある方(年齢・経験不問)
■持ち物 飲み物、身体が動かせる服装。思い出の品(持ち運べるもの、壊れにくいもの)、思い出の曲(CDかデータで持参。または曲名をおしらせください)
■ご予約
https://forms.gle/R9A9TXM47HywWNij7
Tel.090-7796-7672 (担当宮本)
■問合せ先 仙台シアターラボ
mail:sendai.theatre.labo@gmail.com