キコ/qui-co.プレゼンツ
令和元年だからこそ伝えたい物語を作る閃きに出会う新時代の脚本ワークショップ
「閃光」
■ワークショップ概要
【対象】脚本家、脚本を書きたい方、俳優、小栗剛作品に興味ある方
■講師紹介:
小栗剛(キコ/qui-co.)
脚本家、演出家、俳優、詩人。
自身のアートプロデュースユニット「キコ/qui-co.」にて東京の小劇場を中心に活躍するマルチタイプのアーティスト。
演劇公演を活動の軸とする「キコ/qui-co.」では全作品の脚本を執筆。演出でも才気を発揮しつつ、自らも俳優として出演。表現の幅はそこに留まらず生演奏、作曲、選曲、グランドデザイン、HP制作からフライヤーデザインにいたるまで「表現」と名のつくもの全てを手がける。
佐藤佐吉演劇祭2010「ウラの目と銀杏の村」にてゴールデンフォックス賞受賞。
2013年にはジャニーズ事務所主導の舞台作品にも脚本で参加。オリジナルの戯曲を寄稿。
【内容】
☆脚本家、もしくは脚本を書きたい人には…
「多重構成」「逆再生」「同時多発」「音楽ハメ」など舞台では禁じ手とされる脚本を多々書いてきた講師小栗です。
面白い脚本を書く事に必要な
・技術力
・発想力
・魂の乗せかた
これらを発展させる「 感覚 」が手に入るワークショップです。
「書きたいんだけどどう書いたらいいかわからない」などの問題は確実に打破する熱い内容になる予定です。
☆役者さんには…
脚本がいかに書かれていくかを知ってもらう中で、
・読解のコツ
・言葉を自分のものにする
・視野を広げる
・センスを獲得する
これらの「 感覚 」を掴んでもらうことができます。
☆小栗剛作品に興味のある方
ただ単純に「キコ作品どうやって作ってるの?」というご興味での参加もOKです。
小栗作品がどのように書かれるのかを知ってもらう中で、いままでに思い入れのある作品が一層好きになり生活が豊かになります。
書くにせよ演ずるにせよ、
脚本に相対する際の様々な「 閃き 」の感覚を体感するワークショップです。
■講義内容
○ベーシック編
1.脚本の立ち上げ方
→タイトル、キャッチコピー、宣伝文、企画書作成
2.脚本の組み立て方
→構成パターン、プロット、伏線、どんでん返し
3.脚本の終わらせ方
→ラストシーンはパターンが決まっている
○応用編
1.ゼロをイチにする
→言葉の獲得法。詩の生み方。物語との出会い方。眠っている才能を起こします。
2.仕掛けの数々
→観劇者の感情を操作するための数々のギミックについて。
3.台本カット法
→不要なシーン、セリフをカットする。それはデザインを意味します。ある意味本ワークショップの一番の肝かもしれません。
○おまけ
見るも生々しい作家がまったく書けなかった時の必死すぎる苦しみの反省メモ『もがき』を公開します。
これを見ると書く事に対する勇気が湧いてきます。
■日時:
令和元年(2019年)
8/3(土)18:00~21:00
8/4(日)18:00~21:00
8/10(土)18:00~21:00
終了後懇親会あり(参加必須ではないです。お気軽に。)
■場所
都内。武蔵野市。(応募者のみにメールでお知らせします)
■料金:
4,500円(全3コマ)
■お申し込みにつきまして
★申し込み締め切り
7/31(水)23:59
※但し、定員に達し次第締め切らせていただく場合がございます。
★時間、日程があわないよ…
基本的には全コマ参加していただきたいですが、
あきらめずに一度ご相談ください。
★懇親会だけでもいきたい。夏だし。呑みたいよ。
こちらについてもご相談どうぞ。
★申し込み方法
下記フォームよりお申し込みください。
https://ws.formzu.net/dist/S25651010/
■小栗からのメッセージ
物語を物語たらしめ、
役者が役者であるために、あるいは聖典とも言える書物。
それが、【脚本】です。
セリフを覚えたからって稽古場に台本を持ってこなかったらめっちゃ怒られます。
本番でセリフが完璧だからって台本を楽屋に置いてったら打ち上げで説教されます。
その役をあなたが演じるなら、その書物はいつだって一緒。稽古の無い時でも持ち歩く。毎日一緒。
その役を与えられている間、親よりも、恋人よりも、身近な存在です。
だけど同時に、とても遠い存在でもあります。
愛しているのに、届かない。
愛してもらえない。脚本を前にそんな寂しさにとらわれたことはありませんか。
脚本の事を知らないからです。
脚本はあなたに知ってもらいたがっている。いかに生まれ、いかに育ち、どんな性格をもち、何を願って生きているのか。
それはきっと、あなたが想像する何倍もの渇望です。
脚本の「知ってもらいたい」という願いを叶えるべくこのワークショップを始めようと決めました。
ベーシックな脚本のメソッドはもちろん踏まえたうえで、
ベーシックでない不良な脚本の作り方もお伝えしたい。そのような所存であります。
脚本の事を知り、脚本に愛された時、
「あの役者さんのなんでもない一言で泣いちゃった。」
そう言われるのです。
そんな役者になれます。
そんなセリフを書けるようになります。
「自分も脚本書いてみたいけど何を書いたらいいかわからない」
「書いては見たけど、とても人には見せられない」
役者ではないけど、脚本が書きたい!作家になりたい!
という方のニーズにも応えるワークショップになります。
また、
「キコ/qui-co.の作品好き。どうやって造ってるのか知りたい。」
「なんであの発想がでてくるのか知りたい。」
という方でも参加オーケーですし、そういった需要にもバッチリ供給してまいります。
爆発しそうな気持ちと筆記用具だけもって、飛び込んできてください。
お待ちしております。