マイズナー経験者・未経験者どちらも参加できるオープンワークショプ、7月も開催します。
「相手を受ける」「相手と芝居をする」
演出家や監督、あるいは俳優が言うのを耳にしますが、これは具体的にどういうことでしょうか?
抽象的だと、実現するのが難しいので、具体的にしていくことでそういう演技を目指しましょう。
このワークショップではリピテションエクササイズを通して、瞬間瞬間相手から受けて生まれた衝動で動き、関わる技術を鍛えます。
自分の感情にこだわるのではなく、相手にフォーカスし、相手から受けた衝動に忠実に反応する練習をします。
今回はマイズナーテクニックにつながる要素がある身体的なゲームも試しながら、なるべく多くリピテションエクササイズができるようにしたいと考えています。
(リピテションエクササイズ:ペアになりパートナーを観察し、相手の挙動を言葉にし、お互いその言葉を繰り返すことで、思考を取り外し、本能と繋がった真実味のある演技を目指すエクササイズ。サンフォード・マイズナーが考案した)
【このワークショップで得られること】
観察力が鍛えられる。
常に相手に意識を向ける力が鍛えられる。
演技中につい頭で考えてしまったり、自意識にとらわれてしまうことから脱却できる。
自分でやろうとするのではなく、相手に動かされるという感覚を得ることができる。
衝動的・本能的に反応できるようになることで「個性」が出てくる。
自分で作ってしまった制限を外すことができる。
常に「今」にいることができる。
よって、舞台上/カメラの前で存在感が増し、目が話せない俳優になる。
【対象】
俳優、演出家等、演技に携わる人
マイズナーの未経験者も大歓迎です!
【日時】
7月7日 日曜日 10:00~17:00(昼休憩あり)
遅刻早退可。事前にご相談ください 。
【会場】
東高円寺駅近くのスタジオ
【参加費】
3500円
※キャンセルポリシー
恐縮ですが、前日のキャンセルは参加費の半額、当日キャンセルは全額を、キャンセル料として頂戴します。または次回以降のワークショップ参加費への振り替えとさせていただきます。何卒ご了承ください。
【参加お申し込み方法】
件名を「7月WS参加希望」とし、
①お名前
②連絡先メールアドレス
③マイズナーの経験の有無(あれば、どこで学んだかも)
④ご所属(もしあれば)
を明記のうえ、
so5246ra@gmail.com
までお申し込みください。
【定員】
12名くらい。先着順。
【講師プロフィール】
新国立劇場演劇研修所2期生修了。
マイズナーテクニックを柚木祐美氏、スコット・ウィリアムズ氏から学ぶ。
主な出演作品に『アルトナの幽閉者』『うれしい悲鳴』『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』『サロメ』『雨』『真田風雲録』など、蜷川幸雄氏、栗山民也氏、宮田慶子氏、宮本亜門氏、上村聡史氏、谷賢一氏、吉田小夏氏、広田淳一氏らの演出作品に出演。
文化庁新進芸術家海外研修制度で2017年から約一年間ロンドンに留学。 ジェレミー・ストックウェル氏、スコット・ウィリアムズ氏、木村早智氏に師事。