この度、スイッチ総研は、山口情報芸術センター[YCAM]と協働し、出演者公募型の「ツアー型スイッチ」を上演いたします。
図書館、劇場、映画館、展示空間、そして各種研究室を擁する先鋭的なアートセンターYCAMの館内各所に潜んで、「お客さまがスイッチを押すと始まる3秒~30秒の演劇」に出演してみませんか?
経験不問!高校生以上ご応募可!優しい先輩研究員、多数在籍!演技経験者、未経験者いずれの方も大歓迎です。
敷居は低く、志は高く。他に類をみないささやかでクレイジーな演劇をご一緒してくださる皆様のご応募、お待ちしております!
<ご挨拶>
この際なので。思い切って申し上げます。この作品におけるスイッチ総研とYCAMの目標は「一度もYCAMを訪れた事がない地元の方に1人でも参加してもらうこと」です!言ってしまった。もう後へはひけません。
先鋭的なアートとテクノロジーへの取組みが盛んなYCAM。しかし、芸術への関心の有無にかかわらずご近所さまに気軽にこの場所を訪れて欲しいとも願っています。
スイッチ総研は、芸術やYCAMの「いけてるところ」を知って頂くためにこの作品が演劇と認識されなくても構わない!そんな所存でおります。芸術っぽいかどうか、なんてことは芸術が本来持つクレイジーでピースフルな力にはなんの影響もないと信じているからです。
このささやかで少し変わったかたちの演劇にどうぞ力をかしてください。暑気払い気分で!夏の思い出作りに!夜のYCAMのあちこちに潜んで、お客さんを驚かせ楽しませてみませんか?稽古時間は一般的な演劇の約1/30!皆さまのどうかと思うほどお気軽なご応募、心よりお待ちしています!!
スイッチ総研所長 光瀬指絵
<公演概要>
スイッチ総研×YCAM 特別納涼企画 館内ツアー型スイッチ「あなたの知らない夜のYCAM」【作】スイッチ総研
【総合演出】光瀬指絵
【研究開発・出演】大石将弘、光瀬指絵、石倉来輝(ままごと)、小林義典(クロムモリブデン)、矢野昌幸、田島冴香(FUKAIPRODUCE羽衣)※、川上友里(はえぎわ)、森下 亮(クロムモリブデン) ※研究開発のみ
【本番日時】2019年8月23日(金)、24日(土)各日19:00~21:30
【会場】山口情報芸術センター[YCAM]
<募集内容>
◎募集人数 15名程度
◎応募条件
■高校生以上(15歳以上)の方。演技経験不問。
■下記日程の公開研究会、リハーサル、および本番の全日程に参加可能な方。
※スイッチ出演経験者は公開研究会の参加は必須ではありません。
①公開研究会
2019年7月13日(土) 13:00~19:30(予定)
②リハーサル
2019年8月21日(水)、22日(木) 各日17:00~22:00(予定)
③本番
2019年8月23日(金)、24日(土) 各日お昼頃集合/本番19:00~21:30
会場は①~③ともに山口情報芸術センター
※公開研究会では、「スイッチ」についての座学、創作、試演をスイッチ総研メンバーとともに行います。[参加費無料、参加必須]
※②リハーサルに関しては、仕事都合などによる遅刻は相談に応じます。
※応募者多数の場合は書類選考を行います。その際、山口市内在住・在学・在勤の方を優先いたします。
※未成年の方は保護者の許可が必要です。
※出演報酬・交通費・宿泊費のお支払いはございません。
<応募方法>
■下記応募フォームからお申込いただくか、YCAM1階チケットインフォメーションにて直接お申込みください。なお、お申込には顔写真1点が必要となります。詳しくは応募フォームをご覧ください。
★応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfqBqY2RnOilcxSsdds7jXaRLzAk-iSyqsaVetdlQn7y0b-fQ/viewform
■6月23日(日)24:00締切 (チケットインフォメーションは19:00まで)
※6月30日(日)までに応募者全員に選考結果をメールにてご連絡いたします。
※メールをzaidan-info@ycfcp.or.jpからお送りします。Emailアドレスの受信設定をお願いいたします。
※フォームよりご応募いただいた方には内容確認の自動返信メールをお送りいたします。24時間たっても届かない場合はお問合せください。
<お問合せ>
山口情報芸術センター[YCAM]
TEL: 083-901-2222(受付時間10:00~20:00)
zaidan-info@ycfcp.or.jp
◆ツアー型スイッチ
公園などの開けた場所で上演される「点在型スイッチ」とは異なり、定められた鑑賞ルートが存在する。主に夜間に上演。観客は4~5人1組/3分間隔で出発し地図や道しるべを頼りにゴールを目指す。ルート上に置かれた全てのスイッチは場所の特性を活かすと共に「統一されたある世界感」に沿って作られており、場の魅力と物語世界を同時に堪能することができる。“きもだめし” のような上演形態から作品はホラー風味を伴うことが多いが実際は失笑上等、真の恐怖ではなく愉快なスリルを楽しめる。これまでに、六本木ヒルズ、本多劇場、アンスティチュ・フランセ東京、象の鼻テラス&パーク、小豆島坂手の街なか等で上演を行なっている。
◆スイッチ総研
光瀬指絵(ニッポンの河川)、大石将弘(ままごと|ナイロン100℃)により2015年1月結成。同年8月、山本雅幸(青年団)加入。劇団「ままごと」の公演内企画において俳優たちが生み出した「スイッチ」という作品を専門的に上演するための団体。六本木アートナイト2015での初陣以来、恵比寿、道頓堀、伊勢原、横浜、下北沢、静岡、小豆島など日本各地でその場ならではのスイッチを開発上演し話題に。モットーは「大人げないことを大人のやり方て゛」 http://switch-souken.tumblr.com/
◆山口情報芸術センター(Yamaguchi Center for Arts and Media)
通称「YCAM(ワイカム)」。山口県山口市にあるアートセンター。劇場、展示空間のほか、映画館、図書館、ワークショップ・スペースなどを併設。2003年11月1日の開館以来、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に活動しており、展覧会や公演、映画上映、子ども向けのワークショップなど、多彩なイベントを開催している。<公式サイトより>
https://www.ycam.jp/