■講師プロフィール
忍翔(おしょう)
国際的なインプロ指導者・今井純、アクターズスタジオ生涯会員・ボビー中西に師事し、インプロとリアリズム演技を融合させた、ナラティブインプロ(物語を生きる即興演劇)を追求している。
インプロの国際組織「国際シアタースポーツ協会」のメンバーとして、最先端のインプロを日本に伝える活動も積極的に行っている。
現在、Second Circleという団体を主宰し、荻窪のi Rego Garageにて、毎週即興演劇公演を行っている。
また、一人芝居役者でもあり、インプロはもちろん、脚本やミュージカルなどの一人芝居公演も行っている。2016年から一人芝居フェス「APOFES」に2年連続で出演し、2017年には「一人芝居ミュージカル短編集vol.2(通称ひとみゅー)」にも出演。
講師ホームページ&参加予約はこちら→https://peraichi.com/landing_pages/view/playerosho
■俳優訓練会
毎回、様々な方面からの参加者に来て頂いています。
4月はクラウンを主に扱い、舞台上で自由になることをテーマにワークを行いました。
5月はクラウンを「パフォーマンスインプロWS」で扱おうと思っているので、ここでは一旦お休みします。
その代わりに何をやるか、俳優にとって何が一番必要かと考えた時、日本人俳優はモノローグを持っていないことに気付きました。
モノローグとは、一人語り、独白の長台詞です。2〜3分の一人芝居と考えてもらうといいと思います。
海外の俳優さんと何度か話をすると、ほとんどの俳優さんが自身の得意技のようにモノローグを持っています。
聞くと、オーディションで必ずと言って良いほどやらされるし、芝居の練習になるし、自分というものをモノローグを通して伝えられると、かなりモノローグの重要性は高いようです。
なので、僕はこの俳優訓練会を、モノローグ訓練場と化させます。
なので参加の際、自分がものにしたいモノローグがあれば持ってきてください。
なければ、こちらで用意したものを使ってもらいます。
【おすすめ本→https://www.amazon.co.jp/モノローグ集-穴-渋谷悠/dp/4846017575】
【開催日時】
5月19日(日)19:00〜22:00
5月24日(木)19:00〜22:00
【開催場所】
豊島区周辺施設
※参加者にのみ通達。
【定員】
10名
【参加費】
各回 2000円
■パフォーマンスインプロWS
5月から新設のワークショップです。
僕はインプロのパフォーマンス力とは、期待を創り、期待に応える力だと思います。
その力が最も訓練出来るのが、クラウン(シアタークラウン)です。
クラウンは、言葉を使いません。
言葉を使わないからこそ、意図したものではなく、この場にあるものを発見していく必要があります。
また、お客さんが何に反応しているのかを掴み、それを広げていくことも大切です。
それが一度に訓練出来るのが、クラウンだと僕は考えます。
僕は今年3月まで劇団しおむすびという団体の主宰をしていたのですが、ここ1〜2年はずっとクラウンを取り入れてきました。
そのおかげもあってか、メンバー達含めた参加者達は、飛躍的な進化をして、舞台上での存在感がグッと上がりました。
もちろん、クラウン以外も扱うのですが、大切にしたいテーマは「期待を創り、応える」ことです。
【開催日時】
5月8,15,22日(水)19:00〜22:00
【開催場所】
豊島区周辺施設
※参加者にのみ通達。
【定員】
10名
【参加費】
各回 3000円
■即興演劇ワークショップ
即興で1時間近くの演劇を創ることを目指すワークショップです。
最近までの僕にとって、インプロと言えばずーっとこればかりでした。
それ程ずーっと扱ってきたからこそ良くわかったのですが、1時間の即興演劇はやろうと思えば誰でも出来ます。
だから、その方法論について語るのはナンセンスだと思いました。
問題は、その中身の濃さです。これが濃くないと、1時間惹きつけられたまま見続けることは出来ません。
言えば、今この瞬間が惹きつけられる瞬間であり、そういった瞬間が続いていけば、体力の続く限り何時間でも創れるのです。
即興は、演じながら物語を創ります。
ここで大切なのは物語を創りながら演じるのではないということ。
つまり、演技・演出が先にあり、脚本は後から付いてくるものなのです。
だから、興味深い演技・演出とは何かを学べば、必然的に物語は興味深くなっていくのです。
このワークショップでは、実践を通して、より興味深い演技・演出を学んでいきます
【開催日時】
5/11.18,25日(土)18:30〜22:00
【開催場所】
豊島区周辺施設
※参加者にのみ通達。
【定員】
8名
【参加費】
各回 4000円