下記の公演について、出演者・助演出を募集します。
要項をご覧になった上で、応募やご質問などは最下部にあるメールにお送りください。
【詳細HP(劇団HP内の告知ページ)】
https://bit.ly/2HOA6wV
【「熱海殺人事件」とは】
劇作家つかこうへいさんが、最年少で岸田國士戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」。
圧倒的な熱量と、登場人物の内面を徹底的に曝け出すことによって立ち現れる、滑稽で愛すべき「人間」の姿が魅力の舞台作品です。舞台上で生まれる魂の台詞は、型にはまった形式美なる演劇とは一線を画す、生々しくも躍動感に満ちたもので、多くの俳優や観客に愛され続けています。
初代「熱海殺人事件」が生み出された後、登場人物や基本設定を同じにしながら、様々なテーマを盛り込み直し、展開を異にした「別バージョンの熱海殺人事件」が次々に上演されました。それが「ザ・ロンゲスト・スプリング」や「売春捜査官」や「モンテカルロイリュージョン」という作品たちです。
若き日の阿部寛さんや黒谷友香さんなども出演され、その後に活躍の場を広げられるなど役者の登竜門としても有名で、近年でも元AKBの木崎ゆりあさんが出演されたことが話題になりました。主に4人の登場人物の会話のみで構成されるため、生半可な気持ちでは役をつとめることは到底できず、命を削って芝居をするということを身をもって経験できます。
なお、つかこうへいさんは無料で台本を公開するなど、アマチュア演劇界に対して寛大な態度でいて下さったおかげで、全国各地で「熱海殺人事件」は上演され、今でもその熱は冷めることがありません。僕も「熱海殺人事件」の魅力にとりつかれた一人です。
なお、下記サイトから台本を読むことができます。
https://www.trend-share.com/tuka/engekikan3/
【キャンディプロジェクトとは】
主宰キャンディ江口が、2009年に立ち上げたプロデュースユニットです。
同志社大学 演劇集団Qの座長を経て、出版社に就職。その傍ら社会人劇団として本ユニットを立ち上げましたが、2015年に出版社を退職。現在は作家、演出、俳優を本業として活動しています。
詳しくは「http://candyproject.sakura.ne.jp/profile/」をご覧下さい。
近年は「ブンガク×オンガク」をテーマに、近代文学作品をエンターテイメンティックに翻案し、生演奏を交えながら上演するという試みを続け、2018年はシアターグリーンbase theaterで、2度公演を打ちました。
その活動は、新聞で紹介されたり(http://candyproject.hatenablog.com/entry/2017/09/13/010600)、ジュンク堂書店池袋店とコラボレーションフェアを展開するなど、徐々に認知されつつあります。
また、大学時代につかこうへい作品に出会い、その魅力にとりつかれ、今までにすべてのバージョンの「熱海殺人事件」を演出や俳優として経験。今でも定期的に、原点を見つめなおす意味で「熱海殺人事件」に取り組んでいます。
【今回の企画について】
今回は同時に4つのバージョンを同期間に上演するという、挑戦的な企画となっています。
単なるダブルキャスト、トリプルキャストとするのではなく、複数の「熱海殺人事件」を重ね合わせることによって作品の本質を浮かび上がらせたいという試みです。
別チームがやる別バージョンの「熱海殺人事件」を垣間見ることにより、役者・演出は気づきを得て、作品を高め、観客は一度に複数バージョンの「熱海殺人事件」を堪能できるまたとない機会になると考えています。
●公演概要●
キャンディプロジェクト第九回舞台公演
「熱海殺人事件」
※「売春捜査官」「モンテカルロイリュージョン」「ザ・ロンゲスト・スプリング」「サイコパス」の4バージョン同時公演となる予定です。
作:つかこうへい
脚色・総合演出:キャンディ江口
【日程】
2019年6月11日(火)~16日(日)
※各バージョン3ステージずつ行います。スケジュールに合う作品にご出演いただけます。
例)(Aチーム)火・水・土 本番/(Bチーム)金・土・日 本番 ・・・など
【劇場】
ひつじ座
http://vector7.info/index.html
※南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分の小劇場
【稽古・小屋入り】
稽古は4月下旬より、週2~3回の頻度で行います。
稽古はバージョンによって分かれるため、時間帯等はご相談させてください。
稽古場は、北区、江戸川区の公共施設が中心になります。
6/10(月)小屋入り・仕込み~6/16(日)バラシ/4チーム×3ステージ
各チーム、小屋でのゲネを1度行います。
小屋入り後、自チームのステージ日以外の日は、来られなくても構いません。
可能な範囲で仕込み等を手伝っていただきたく存じます。
【チケットノルマ・バック】
チケット:3,000円
チケットノルマ:20枚
チケットバック:21枚目から、1枚ごとに1,000円バック
【募集要項】
(役者)
健康でやる気のある18歳以上の男女。
事務所や劇団に所属の方も、所属元の許可を得たうえでの参加は歓迎です。
経験は問いません。本家のつかこうへい演出公演でも、経験の浅い役者の方々が羽ばたいていきました。この作品に全力を傾けられるならば、ほとんどのことは問いません。
なお、社会人の方でも参加可能にするため、1チームは金土日の3ステージとしますので、お気軽にまずは問い合わせいただけると幸いです。
(助演出)
「熱海殺人事件」を「演出」したいという方を募集します。
総合演出をキャンディ江口が担当し、各チームの稽古について相談しながらある程度おまかせするという形をとります。
すでに参加の決まっている演出家もおり、最初に演出部で基本方針などを綿密にやり取りし、その後は連携をとりながら作品づくりを進めます。
【応募の仕方】
ワークショップオーディションを2回開催します。
可能ならば、どちらかにまずは参加していただきたいです。
ここでは、キャンディプロジェクトの稽古の仕方や雰囲気を、実際に本読みなどを行うことで体験していただきます。
オーディションと言っていますが、稽古が始まってから「思っていたのと違う…」というギャップが相互に発生しないための場と考えています。お互いに信頼した上で作品づくりを進めていくためです。
ワークショップに参加していただいた後、最終的に出演したいか考えていただきますので、参加はお気軽にどうぞ。
スケジュールが合わない場合は、別日にお会いさせていただく場を設けますので、まずはメールにてお問い合わせいただけると幸いです。
第1回 2019年3月23日(土)13:00~17:00
東葛西コミュニティ会館 集会室第1
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e034/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/bunkachiiki/c_higashikasai/guide.html
第2回 2019年4月10日(水)18:00~21:00
ココキタ 稽古場
http://kitabunka.or.jp/cocokita/access/
※ 途中参加・退出可能ですので、まずはお問い合わせ下さい。
※ 当日は動きやすい格好で来ていただくかご持参ください。更衣室がありませんので、トイレや部屋の隅で着替えていただくことになりますのでご了承ください。
※ ワークショップオーディションへの参加は無料です。
(応募・問い合わせ先)
hoi.candyproject@gmail.com
応募はこちらのメールにてお願いします。問い合わせもお気軽にどうぞ。
[ひな形]
タイトル:熱海殺人事件
本文:
《要件》(役者or助演出/応募 or 問い合わせ)(例:役者応募)
※問い合わせの場合は、お名前等は未記入で構いませんので、そのままご質問をお書きください。
《お名前》(例:山田太郎)※芸名でも構いません。
《年齢》(例:24歳)
《性別》(例:男)
《所属》(所属事務所や劇団のある場合はお書きください)
《主な出演歴》(舞台や映像など、役者としての主な出演歴をお書きください。なくても構いません)
《ワークショップ参加可否》(例:3/23参加 例:参加できない)
《問い合わせ》(ご質問等がございましたらお願いします。やり取りのなかで疑問や不安が発生しましたら、些細なことでもお問い合わせ下さい。お互いにクリアな状態で作品づくりをしたいと考えています。)