劇団キンダースペース連続ワークショップ 参加者募集!
リアリズム演劇において俳優はどのようにその演技の創造性を持つべきなのでしょうか?
そもそも一つの演劇における演技というものは創造的な行為なのでしょうか?
キンダースペースの人気ワークショップが今年も始まります。
ワークショップでは、様々な戯曲の一部をテーマに沿って使用します。
Vol.42のテーマは「沈黙と饒舌」
演劇における台詞は「思っていることを語ること」や「感情、欲望を表示すること」とは、大きく隔たっています。あるときには「思っていることを語らないこと」で観客にその思っていることの深遠を、「感情、欲望」を語らないことで存在の大きさを想起させることもあります。これらの「沈黙」は饒舌以上に大きなものを語り、「饒舌」に語られる膨大な台詞も、時にはたった一瞬の沈黙の深さのためのものであったりします。全ての演劇は沈黙に向うといった劇作家もいました。では、私たちは、一つの戯曲の中にどのように劇的な沈黙を見つけ出すことが可能なのでしょうか。西洋近代劇、日本の近代劇の中に、沈黙と饒舌の劇的な対立を探ります。
最終日には小さな発表を行ないます。
募集は各回ごと。基本的には一年以上の演技経験者を対象とします。
これまでのキンダースペースの連続ワークショップ未参加の方も受講可能です。
※ワークショップリーダーは劇団キンダースペース主催・演出家の原田一樹、また相手役は劇団キンダースペース劇団員が務めます。
Vol.42 「沈黙と饒舌」
11月4日(金)・5日(土)・8日(火)・9日(水)・11日(金)・12日(土)・15日(火)・16日(水)
(8日間)
時間:19:00~22:00
費用:各回 21,000
定員:12名 一年以上の演技、演出、舞台経験者を対象
詳細は劇団キンダースペースWEBサイトでご確認ください!
http://www.kinder-space.com
MAIL post@kinder-space.com
電話 048-252-0551