サブテレニアンが主催する演劇祭「板橋ビューネ」を、今年も行います。
板橋ビューネは2013年に始まり、サブテレニアンだけではなく、名古屋、札幌、島根と各地域でも開催し、
また、毎年韓国から劇団を招聘し開催してきました。
条件は「作家が亡くなっていること」、
今年のテーマは「境界(ボーダー)をまなざす」
劇場を1週間お渡ししますので、その間、自由に使ってください。
サブテレニアンは韓国やドイツの劇団と交流があり、
海外の演劇祭に参加したり、日本に公演にきたりと、国際的に活動しています。
国際的に活動したい劇団は僕らと一緒にフェスティバルを作りませんか?
今年の開催は12月から1月です。
締め切りは3月15日です。
ぜひ、応募してください。
演劇は古来より境界にあった。
異国と本国。市民と奴隷。霊界と人間界。資本主義とアウトサイダー……。
客席にいる“こちら側”の人間が見ている、舞台上には“あちら側”の存在があった。
世界をかつてないほど早く移動できるようになり、世界の情報にアクセスしやすくなった今、世界はより身近になった。地域や国境を越境することは、特別なことではなくなった。
しかし、人間の感性や内面はどうか。世界が身近になった分、理解できないもの、近づきがたいものを畏れる想像力は欠け、“共感”や“同調”できる情報ばかり選んでしまってはいないだろうか。
我々が求めるのは、観客の想像力であり、観客が想像する自由を許すような作品である。目を凝らし、耳を澄ませる場所を作り出そう。
サブテレニアン https://www.subterranean.jp/
板橋ビューネ https://itabashi-buhne.jimdo.com/