2019年1月に開催される「江戸まち たいとう 芸楽祭」(今年まで「したまち演劇祭」)の参加作品、エムズクルーwithファミリーアーツ公演『七月の客人』の出演者を募集します。
『七月の客人』は約30年前に初演され、
以来さまざまな演出家や団体が再演を試みました。
しかしジャンルをまたいだ多様な要素、組み込まれた世界の解釈をめぐり、なかなか実現に至りませんでした。
今回、芸楽祭のテーマの一つ「浅草」を描いている作品ということで、芸楽祭やファミリーアーツのみなさまの協力を得て、上演できることになりました。
『七月の客人』
江戸時代の妖怪絵巻として有名な『稲生物怪録』は、豪胆な若者・稲生平太郎が化け物屋敷に乗り込み、化け物達の連日連夜の襲撃に怯えることなく、化け物達を降参させるまでの物語。
古き良き浅草の少年雑誌の女性記者ミチヨは、編集長の命で、化け物屋敷へ潜入し夏の特集記事にすることに。化け物につけ入られないよう男装し「稲生平太郎」と名乗るミチヨ。
下町の見世物小屋から、化け物屋敷へ。
めくるめく化け物たちとのひと夏とは。
2005年には小説家され、毎日新聞新人文学賞を受賞。『稲生モノノケ大全 〈陽〉の巻』に収録。
今回は糸あやつり人形の結城座の先代・結城孫三郎さんにも出演していただき、「糸あやつり人形と人形師」という要素も加わります。
他にはベリーダンサー、パーカッション、講談などの要素もあり、じっくりと演技を作り込むというよりも、瞬間に「祭り」を描き、「祭りのあと」を表現したいという作品です。
一緒に大真面目に大騒ぎを楽しくできる方を募集します。
○募集概要
☆『七月の客人』作・坂後昇 演出・南英二
☆公演日 2019年1月23日(水)-27日(日)全7ステージ
☆会場 浅草九劇
12月からの稽古・リハーサルに参加できる方。
楽器や鳴り物などできる方、チャレンジしたい方。
特に
→少年役が出来る文系女子、18歳〜30歳くらい。
→青年団や消防団、化け物など場面に応じてくるくるとイキイキと演じてくださる男子、20代〜30代。
チケットノルマなし。
稽古は文京区内の公共施設と台東区のスタジオ。
応募は①エムズクルーFacebookページからメッセージにて、簡単な経歴・年齢・最近の写真・楽器やダンスの経験があればそれについて書いてください。
②折り返し台本をメールで送ります。
③台本を読んで出演してもいいなとなった方とは、面談・本読み等させていただきます。
https://m.facebook.com/e.mu.zu.crew/