舞台プロデュース会社 “オフィス上の空” が、演劇界で活躍する演出家の方々をお招きし、
様々な《役者と演出家》の出会いと、これからの活動に活かせる知識と経験を学んで頂ける演劇ワークショップ。今後の公演活動において、舞台プロデュース会社であるオフィス上の空は、たくさんの役者との出会い求めております。また、講師陣を務める各劇団の作・演出家との“出会いの場”に。
オフィス上の空演劇ワークショップ
アクトジムvol.3
【開催期間】
2018年
11/1(木)〜11/16(金)
【開催場所】
上の空スタジオ(東京都内)
【講師陣】
柿ノ木タケヲ(ゲキバカ)
松澤くれは(火遊び)
池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)
福名理穂(ぱぷりか)
池亀三太
佐藤慎哉(アナログスイッチ)
●入会金 無料
●各クラス定員 15名(先着順)
■コース受講 募集〆切 10月31日(水)
*2クラス通しコース ¥20,000
(全8コマ)
*全クラス受講コース ¥40,000
(全32コマ)
■チケット受講 募集〆切 ※各クラス前日
*ビジターチケット¥4,000(1コマ)
《応募資格》
高校生以上の男女・経験不問
※但し、俳優・役者を志す方のみ
【詳細】
https://wsgym1.wixsite.com/actgym3
【申込】
https://ws.formzu.net/fgen/S41163204/
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【クラス紹介】
柿ノ木タケヲ(ゲキバカ) クラス
WSテーマ 『必要とされる俳優になる為に』
現場に必要とされる俳優は貴重です。それには様々な要素が必要だと考えています。人間的な魅力、テクニック的な魅力。オーディションで必要とされる人とは…今回のWSでは「身体と心の解放」「発想力」「台本をどう読むか」という実践に即したメニューを中心に行います。多くのプロ俳優、プロ声優を演出
、演技指導してきた柿ノ木タケヲが参加者の皆さんがより魅力的になるお手伝いをいたします。
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松澤くれは(火遊び)クラス
WSテーマ『ギャラをもらう役者になる』
フリーで活躍されている役者さんは個人事業主です。
稽古して舞台に立つだけが仕事ではなく、売り込みやプロモーション、SNSの運用、スケジュール管理、ギャラ交渉から確定申告まで、すべて自分で行う必要があります。
事務所や劇団に所属していても、セルフマネジメントが重要なことに変わりはありません。
人生の責任は誰もとってくれません。やりたいことを続けるためには、自分で自分を売っていくしかない、大変な世界だと思います。
役者は食えない。舞台では稼げない。
そうやって簡単に諦めてほしくない。
興行の主催者側の立場に立ってみてください。
演技がうまくても人気がない俳優を起用すれば、赤字のリスクを背負うことになります。逆にきちんと利益を出してくれたら、次の仕事にもつながるはず。集客力があればきっと役者へと還元される。例えばチケットバックからステージギャラへの交渉もしやすい。
集客の影響はギャランティだけにとどまりません。「お客さんが何人以上呼べればオファーします」という話は、とくに商業舞台ではよく耳にします。
知名度や実績が足りなくても、チケットが売れれば大きな舞台への可能性は開ける。集客力が弱いばかりに機会に恵まれない、魅力的な役者さんを僕はたくさん知っています。それが何よりもやるせない。様々なチャンスを逃さないためにも、やっぱり集客は避けて通れないのです。
ご挨拶が遅れました。
こんにちは、松澤くれはです。
会話劇が大好きな演出家です。
僕のクラスでは演技については一切触れません。
「集客のための俳優としての自己プロデュース」について、
受講者それぞれのケースに合わせて戦略を考えていきます。
いかに効果的にSNSを活用していくか。
どうやって応援してくれる人、ファンを獲得するか。
自分の魅力とは何か。どんなキャラクターを強めていくか。
具体的な目標設定をして、演劇との関わり方を考えていきます。
金儲けをするための集客ではありません。
次の舞台のために、いまお客さんに来てもらう。
演技で利益を生み出してギャランティをもらう。
簡単なことではありませんが、その道を探りたい。
やりたい演劇を続けていくために。
数字と向き合い、集客力をのばすきっかけになれば嬉しいです。
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池内 風(かわいいコンビニ店員飯田さん) クラス
WSテーマ『演出オーダーと向き合うためのWS』
稽古を行う上で、必ず存在するのが『演出からオーダー』です。
演出家によって、その内容も量も様々ではあると思いますが、時には物凄い量を処理しないとこともあると思います。
その中で、タスクの処理能力を上げ、頭を軽くしていく方法を知っていれば、きっと心に遊びがある中で、日々の稽古に望めると思っています。
このワークショップは台本の読み合わせを行いシーンを立ち上げる中で、その『タスク処理』について考えていける時間にしたいです。
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福名理穂(ぱぷりか) クラス
WSテーマ 『見え方の話をしましょう!』
見え方の話をしましょう!
自分のやっている芝居と、見てる側が感じるものの差を体感として一緒に話していけるWSを行いたいです
基本的には戯曲ありきで、私と物語を作ってみませんか?
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佐藤慎哉(アナログスイッチ) クラス
WSテーマ 『演技の指針の手がかりをつかむ』
俳優はどういった指針を持って演技を組み立て、演技すればいいか。
その手がかりを、シアターゲームやテキストを用いて掴んでもらおうと思います。
「演技をするために何を考えたらいいの?」
「演技を面白く、豊かにするためにはどうしたらいい?」
なんて人が受けてくださればと思います。
古株(といっても5~6年くらいだけど)の劇団員は全員何かしらの俳優賞を取っているので、少しは役にたってるんじゃないかなぁと思っています。(彼らが努力しているだけかもしれません。)
以下WSの大まかな内容です。
「コンテクストと実感」
シアターゲームを用いて互いの認識ずれを確認し、演技する際必要と考える実感をつかみます。
「発声と声の要素」
基本的な発声の仕方を確認し、演技を豊かにするための「声の要素」を確認します。
「演技の要素」
演技をする際の指針を考えるために、物語の構成から演技を面白くするにはどうしたらいいかを考えます。
「サブテキスト」
短いテキストを用いて、セリフの裏にあるサブテキストについて理解します。
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池亀三太 クラス
WSテーマ 『自室にゴリラをかくまおう』
実家暮らしの方にはママやパパに見つからないように、アパート暮らしの方は隣人や大家さんに見つからないように、自室でゴリラをかくまうためのWSです。
演劇のなんでもありという懐の深さにどっぷりと甘え、
参加者の皆さんと想像力を駆使して愉快な演劇との接し方を探っていきたいと思います。
舞台上の俳優が信じた世界、観ている景色と同じものを観客にも届けるために大事な要素を盛り込みたいと思っています。
ゴリラの握力は凄いらしいですし、ドラミングはそれなりの音が響くかと思います。みんなで細心の注意を払ってゴリラをかくまいましょう。
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【オフィス上の空とは】
“こころが奪われるような演劇と、生きてるうちに1度でも出会えるだろうか?”
オフィス上の空は、あなたにとって“たった1度”になるかもしれない作品の製作・プロデュースを目指します。2017年6月『キ上の空論』の中島によって設立。
代表・中島庸介
副代表・森脇洋平
【HP】http://office-uwanosora.com/