新企画として6月から月一回を目処に、「戯曲を読む会」を開催しました!
東京演劇アンサンブルの若手の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。
ワークショップという形に拘らず、誰でも気軽に参加出来ます。
第4回はニール・サイモンの「おかしな二人」を読みます。
当初は「海外」→「国内」→「海外」のサイクルで作品を読んでいく予定でしたが、作品決定の直前でニール・サイモン氏が死去されました。
第一回目から候補に挙がっていた作家なので、彼の代表作「おかしなふたり」を通して、是非ニール・サイモンという人を語ってみようということになりました。
戯曲に興味がある方、作品について話し合ってみたい方等、お気軽にご参加下さい!
日時 10月6日(土) 18時30分~21時30分
場所 ブレヒトの芝居小屋(東京演劇アンサンブル稽古場)
参加費 500円(会場費等)
参加希望の方は2日前までに03-3920-5232、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。
第3回の作品はアーサー・ミラー作、「セールスマンの死」でした。
参加者はリピーター、初参加含めて9名でした。
劇団員も含め、大学生や主婦の方などの方が読了後、感想をたっぷり言い合いまし。
中心的な四人の家族の誰に感情移入するか、自分の家族のことや子供のことなど感想は尽きませんでした。
読みながら、自然と感情が起伏していく、素晴らしい戯曲でした。
チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
今回のためにまた新しくバージョンアップして新しいものを作ってもらいました!
そちらもご覧ください!!
東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp
ニール・サイモン
ニューヨーク市ブロンクスに生まれる。父親も母親も共にユダヤ系である。ニューヨーク大学、デンバー大学で学ぶ。
1961年の『カム・ブロー・ユア・ホーン』でのデビューを皮切りに、『おかしな二人』(1965年)、『サンシャイン・ボーイズ』(1972年)、『ビロキシー・ブルース』(1985年)などのヒット作を生み、ブロードウェイを代表する喜劇作家になる。映画やテレビの脚本も数多く手がけ、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリッツァー賞など多くの賞を受賞している[4]。
1983年には、彼の名前を冠したニール・サイモン劇場がブロードウェイに開場している。
作品は人間の心の機微を描いた、暖かな余韻の残るものが多い。
私生活では女優のマーシャ・メイソンと結婚していた時期がある。
2018年8月26日、肺炎の合併症などによりニューヨークの病院にて死去した。91歳没。
東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった。