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いよいよ本日〆切!舞台『MIMICRY』 revaival 出演者募集!

  • anarchyfilm anarchyfilm(0)

    カテゴリ:出演者募集 返信(4) 閲覧(248) 2011/08/25 10:59

映画監督 ヨリコジュンが脚本・製作指揮、小林 硃里が演出を手掛ける舞台の主役(男性メインキャスト/女性メインキャスト)含め出演者の募集です。

*エキストラ的な役はありません。ホームページより、詳細/あらすじ/監督作品歴/応募フォームにアクセス出来ます。

anarchyfilmが2012年以降の映画製作に向けて多くの役者と出会う為、舞台公演を企画。

不思議な世界観ながら好評いただいた『MIMICRY』『CHORIKO』『TIC-TAC』の三作品。

公演中注目ランキングでは、一作目『MIMICRY』は第3位、二作目『CHORIKO』は第2位、三作目『TIC-TAC』は、「ライオンキング」を抑え、一位になりました。

出演者にも各方面の関係者からオファーがあり、出演者の公演後の活動にも貢献することが出来ました。

今回出演者募集中の作品『MIMICRY』revival は、単なる再演に留まる事無く、更に進化した作品にしたいと考えています。

自身の可能性を発揮したい方、とにかく芝居をしたい方、舞台に立ちたい方、一緒にこの企画を成功させたいと思っていただける方、御待ちしています!

anarchyfilmでは『ヤリタイコトヲヤル。カッコイイ世界ヲ創ル。』をコンセプトに、固定概念に囚われる事無く、自由な作品創りを心がけ、役者、スタッフ、参加者一人一人の才能を尊重し、真のモノ創り、芸術創作活動を行っています。

『MIMICRY』revival

製作指揮/脚本:ヨリコ ジュン
演出:小林 硃里
  
資格:高校生以上~50歳までの男女。経験不問。*プロアマ国籍
    問わず。
   
方法: http://www.anarchyfilm.asia
    上記ホームページにアクセスし、舞台『MIMICRY』revivalキャ
    スト応募フォームに必要事項を入力し、送信してください。

応募フォーム: http://form1.fc2.com/form/?id=681608

締切:2011年8月25日。

選考:1次/書類(通過者にのみ、2次面接詳細を8月29日までに連
    絡いたします)。
    2次/面接(8月30日または31日都内スタジオにて)。

合格:稽古/9月10日~10月5日(スケジュールは応相談)都内稽
    古場(新宿)。

公演/10月6日~10月16日 新宿歌舞伎町特設劇場。

備考:チケットノルマあり(3000円×30枚)。
    ギャランティー/31枚目以降の売り上げの50%。
  
*演技経験の少ない方、未経験の方も、短期間でのスキルアップ
  の為に御活用ください。
*事務所所属者の方は、所属事務所の同意のもと御応募くださ
  い。

『MIMICRY』ミミクリ:模倣・模造品・擬態…

奇抜なヘッドホンを被り、バスの後部座席に座る女…景莉里(ケイ リリ 21)。

莉里の耳元から音が漏れている。

「ウルサイ」注意する兄、奏汰(カナタ 24)。

奏汰にヘッドホンを奪い取られた莉里は狂ったように手話で反論した…。

雪が降っている。血で染まったコートを羽織った男がピアニカを吹いている。

男は電話ボックスの受話器を持った…。

「あの…女の人が死んでますけど」

ネットラジオの女子高生DJ八雲梢(ヤクモ コズエ 18)所謂、萌え声DJである。

「話を聞いてくれる人が傍にいてくれる事が一番幸せだよね」

という梢は何故、援助交際をしていたのか…。

梢の声に惚れてしまった男、鴻玲央(コウ レオ 24)は莉里と出逢ってしまう。

意外な共通点を持った莉里と玲央は、ある事件の引金を引く事になる。

奏汰「三年くらい前、彼女は僕の彼女ではなくなりました…凄い好
   きだったのに勝手にいなくなってんじゃねぇよ!面倒くさいん
   だよ! 一々細かい感情持ちやがって! こういう時にイラつく
   んだよ人間は!好きなんだからすればいいじゃねぇか! 頭で
   考えるなよ! でも、所詮、僕も人間なので、頭で考えてしまい
   ます、話が少しずれてしまいましたが、結局、妹は精神病院に
   入れられて…父と母は離婚しました…僕は三年くらい頭で考
   えています、頭で考え過ぎても駄目なんでしょうか?僕達は高
   性能ロボットなのに高性能すぎてコントロールの仕方が解らな
   くなってしまうのではないでしょうか…梢さんはどう思います
   か?」
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。
  • 莉里  「鍵、自転車の、暫く乗ってていいよ」
    玲央  「…ありがとう」
    莉里  「直しといて」
    玲央  「何を」
    莉里  「さっき、蹴飛ばして壊したでしょ、鍵」
    玲央  「わかった…ごめん、直しとく」
    莉里  「ついでに、私の病気も治してくれない?」
    玲央  「…だって…病気じゃないんだろ」
    莉里  「…」

         上から食べかけのリンゴが落ちてくる。

    玲央  「おい…」

         リンゴを拾い上げる、玲央。
         何故かリンゴの中央に穴が空いている。
         
    玲央  「何だよ、これ」
    莉里  「今の私…」
    玲央  「…」
    莉里  「そんなにポッカリ穴があいちゃってたら、何の役にも立た
          ないよね」
    玲央  「…いや、別に大丈夫じゃん、リンゴなんかどんな形でも食
          べれるじゃん」
    莉里  「リンゴの話なんかしてない」
    玲央  「…わかってるけど」
    莉里  「じゃあ、リンゴの話する」
    玲央  「何?」
    莉里  「そうやって、リンゴに穴をあけて、耳をあてると大切な人
          の想いが聴こえるんだって」

         上の方で窓が閉まる音がする。

    玲央  「おい…」

         玲央はゆっくりと、穴のあいたリンゴに耳をあててみた…。

    2011/08/25 11:01

  • 鳴海  「ちょっと待って、それ、返して、パパに買ってもらった大事
          な物だから」

         莉里は鳴海の方に振り向きスティックコームを差し出した。
         鳴海がそれを取ろうとするが、莉里はスティックコームを落
          とした。
         莉里を連れていく紅瑚、愛理、それに付いていく遼太郎と
          珠希。
         その場に残された奏汰と鳴海。
         奏汰は去った父、遼太郎を睨みつけているように見えた。

    奏汰  「ごめんね、鳴海ちゃん」
    鳴海  「…」
    奏汰  「…」
    鳴海  「別れる」
    奏汰  「…」
    鳴海  「奏汰も私も…二人とも悪くないと想うけど…別れる」
    奏汰  「…」

         鳴海は奏汰に一度優しく抱きつくと、俯き…去って…。
         奏汰は鳴海のスティックコームを拾い上げた。

    奏汰  「鳴海ちゃん、これ…大事な物なんでしょ…」
    鳴海  「そんなの嘘に決まってるじゃん…大事な物だったら、大事
          にするよ」

         鳴海は去っていった。
         奏汰は去っていく鳴海を見ることが出来ずに地面を見つめ
          ていた…。

    奏汰  「三年くらい前、彼女は僕の彼女ではなくなりました…凄い
          好きだったのに勝手にいなくなってんじゃねぇよ! 勝手
          じゃなかったら何なんだよ! 面倒くさいんだよ! 一々細
          かい感情持ちやがって! こういう時にイラつくんだよ人
          間は! 好きなんだからSEXすればいいじゃねぇか! 頭
          で考えるなよ! でも、所詮、僕も人間なので、頭で考えて
          しまいます、話が少しずれてしまいましたが、結局、妹は
          精神病院に入れられて…父と母は離婚しました…僕は三
          年くらい頭で考えています、頭で考え過ぎても駄目なんで
          しょうか? でも、人間はこうして言葉を使えるから…とい
          うか、僕達は高性能ロボットなのに高性能すぎてコント
          ロールの仕方が解らなくなってしまうのではないでしょう
          か…梢さんはどう思いますか?」

    2011/08/25 11:25
  • 鳴海  「…奏汰へ…元気にしてますか…もう何度も手紙を書いて
          るけど、一度も返事をくれないんだね…私からいなくなっ
          たんだからしょうがないけど…あの頃の私は、間違ってた
          と思う…全て受け入れられる自信があった…奏汰の家族
          の事も全て…でも、私には何も出来なかった…奏汰に何
          もしてあげられない自分が惨めになって…奏汰には私は
          必要ないんだって…あの時…もし、私が奏汰に…『奏汰
          は私の事…必要?』って聞いてたら何て答えてくれた?
          当たり前のようにいつも一緒にいてくれたけど…当たり前
          じゃなかったんだよね…もう、私のこと…いらない? も
          し、そうだったら、ハッキリそう言って欲しい…追伸…私に
          は奏汰が必要です…奏汰が吹いて聴かせてくれたピア
          ニカの音色が…毎晩、目を閉じると、あなたの笑顔の記
          憶と一緒に私の心に聞こえてきます…私は、あなたに愛
          されていましたか?」

    2011/08/25 11:28
  • [カナシミノワスレカタ]

         哀しみのわすれかた
         あれば教えてください
         本当のコタエの言葉だけ
         ワタシに囁いて

         いつも人は誰でも
         求めてばかり馬鹿で
         与える幸せを知らずに
         この星を去ってく

         アナタはこの世界に
         もたれて空をみても
         流れる不安と孤独を知らない

         それぞれの自分に
         話しかけてみても
         コタエはいつもの嘘の中
         悲しみが増えてく

         コタエがあるアナタは
         一人で生きれますか
         ワタシはワタシと誰かと生きたい

         耳許で囁いた
         カナシミノワスレカタ
         聴こえた言葉は言葉に出来ない

         ワタシはワタシと誰かと生きたい

    2011/08/25 11:28