TOKYOハンバーグでは2018年12月5日(水)~12日(水)に座・高円寺1で行う公演の出演者(主要キャスト)を広く募集し、ワークショップオーデションを二日間に渡って開催致します。
また、8月2日~5日にはTOKYOハンバーグProduce Vol,23『枳殻の容』を上演しますので判断材料として観劇にお越し下さい。(『枳殻の容』のチケット半券をお持ちであれば無料でワークショップオーディションが受けられます)
※TOKYOハンバーグProduce Vol,23『枳殻の容』公演情報
http://stage.corich.jp/stage_main/75624
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冬の劇場20 日本劇作家協会プログラム
TOKYOハンバーグProduce Vol,24
へたくそな字たち
作・演出/大西弘記
2018年12月5日(水)~12日(水)11ステージ
@座・高円寺1 ※劇場入りは3日(月)
■出演■
西山水木
小林大輔 永田涼香
内谷正文 みょんふぁ 小林英樹 早瀬マミ 篠原あさみ 丸尾聡
斉藤洋介
他
■作品散文詩■
『先生の家に手紙を送ること』
そんな宿題を教師が生徒たちに出した。すると目が点になっていたり、眉を八の字にしていたり、やる気に満ちていたり、やる気の欠片もなかったり。この学校に通う生徒たちは年齢層が幅広く、恵まれない生い立ちの読み書きできない人たち。
『何日かかっても良いから、自分の字を書くこと』
次に教師がそう言うと、ある生徒が呟いた。
『ちゃんと届くかな・・・』
学べなかったことで取り返せない過去があり、生徒たちは自分の書いた字を郵便局の人が読めるかどうか心配でたまらない。
『丁寧に書けば、郵便屋さんはちゃんと届けてくれるよ』
そんな教師の言葉を信じる生徒たちは、学びはじめたことで取り戻せる未来もあったりする。
昼は職場で汗をかき、夜は教室で字を書き、人生においては恥をかき。
夕暮れ時、彼らは今日も屈託のない笑顔で夜間中学に通う。
1989年の弥生、教室の窓から見える夜の運動場
TOKYOハンバーグがふたたび織り成す、哀愁人情夜間中学校物語。
【募集対象】
■篠田 弥生役■17歳~22歳。※女性
夜間中学校の生徒で無職。中学生の時に担任の教師の太股をえんぴつで刺し、鑑別所に送られた経験がある。所謂、不良少女。然し、それは非行ではない。
■邸 劉邦役■47歳~50歳。※男性
夜間中学校の生徒で職業は建造物外内壁洗浄作業員。日本での生活は2年と少し。父が中国人、母が日本人という境遇がプライドでもあり劣等感がでもある。
■増岡 太郎役■24歳~30歳。※男性
夜間中学校の教員。科目は数学。夜間中学に配属されてから間もない。若さと気力があるが、一般の中学校との違いに自分が教員であることに葛藤を抱える。
■木下明美■25歳~35歳。※女性
夜間中学校の生徒である北野泰久の婚約者。劇中では時間軸を越え、婚約前と婚約後で登場する。読み書き出来ない泰久を支え、泰久の子どもを身籠る。
※経験者のみ (10月下旬からの稽古に参加できる方)
※協調性とコミュニケーション能力をお持ちの方(プロダクションや劇団に所属している人でも可)
※役柄の年齢に見えれば問題ありません。
※ワークショップのみの参加でもOK。
※2日間の参加が出来る方のみ。
【待遇】
ギャラあり。
チケットノルマはなし。
チケットバックは1枚目からあり。
【稽古日程】
・10月下旬に顔合わせ。
・11月は世田谷区内の施設にて18時~22時の時間帯で約10コマ。
・11/17~23 都内某スタジオにて稽古(全日、終日抑えてあります)
・11/24~12/3 高円寺けいこ場1にて終日稽古。
【ワークショップオーデション】
色々な可能性と、よりよく理解したうえでの選考のため2回のご参加をお願いします。内容は基礎、身体表現、上演戯曲をテキストに使用したワークショップとなります。当日は動きやすい服装を用意して下さい。※運動靴は必要ないです。
【ワークショップ日程】
◇日程:2018年8月9日(木),10日(金)の2日間
◇時間:18時30分~21時30分
◇会場:世田谷区用賀近辺施設(最寄駅は用賀)※詳細は応募者にのみお伝え致します。
◇参加費:2000円(両日合わせての費用になります。当日会場にてお支払いいただきます)
※8月2日~5日に上演する『枳殻の容』のチケット半券をお持ちであれば無料でワークショップオーディションが受けられます
【受付期間】
2018年8月7日※消印有効*定員に達し次第締め切ります。
【応募方法】
◇名前
◇写真2枚(バストアップと全身)
◇(あれば)所属
◇年齢・性別
◇身長体重:3サイズ
◇過去の出演暦
◇何か一言。書きたい事があれば自由に書いてください。
◇(あれば)HP・ブログ等のURL
◇連絡先(電話、FAX、メールアドレスなど)
を下記住所またはメールアドレスにお送りください。
★郵送応募の方は、封筒に【オーディション応募書類在中】と明記し、連絡先メールアドレスを必ずご記載ください。
★メールで応募の方は、件名を【オーディション応募】としてください。
【TOKYOハンバーグ】
〒213-0002
神奈川県川崎市高津区二子2-10-12-101 TOKYOハンバーグオフィス
TEL:090-5807-3966
MAIL:info@tokyohamburg.com
HP:http://tokyohamburg.com/
【TOKYOハンバーグ 大西弘記プロフィール】
1978年生まれ。三重県伊勢市出身。1999年~2004年伊藤正次演劇研究所に入所し演劇を始める。2006年に自らの作品を上演するため企画・制作の母体となるTOKYOハンバーグを立ち上げる。これまでのTOKYOハンバーグ上演作品のすべてを脚本・演出担当する。一筋の涙が零れるかどうかといった「心の栄養」をモットーにした、強い普遍性と現代リアルのバランスを保つ丁寧な劇作・演出スタイルから舞台側と客席側を繋ぐ。「最後に歩く道」で2015年度サンモールスタジオ選定賞最優秀演出賞を受賞。近年では、2017年度日本劇作家協会プログラム「KUDAN」(作・演出)、ミュージカル劇団ポプラ「チョコレート戦争」「私の星と君の星」(作・演出)かわさき演劇まつり「注文の多いどんぐりと山猫と料理店」(演出)劇団伊勢「ふたたびの刻」(作・演出)秋田雨雀・土方与志記念青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」(作)等、数多くの作品を手がけている。