「楽園王」です。4月の公演を終えたばかりですが、すぐ次のワークショップを企画することになりました。発声などのウォーミングアップを経て、台本稽古に至るまでを体験します。台詞を使った稽古では、緊張感のある表現、ということを考えながら短い一場面を作り上げたいと思います。長い公演活動にて模索してきた安定した、面白い稽古方法だと思っています。ぜひ、体験しにお越し下さい。
また、今回のワークショップは、今後の活動のための出演者探しも兼ねています。このワークショップを経て気に入っていただけたら、ぜひ出演も検討してみて下さい。9月と10月にそれぞれ違う作品、来年春の公演も決定しています。楽園王、劇団としては長く続いているからこそ、その歴史を支えてくれる新しい才能との出会いを期待しています。砂漠の中の渇望のように。劇団の紹介はウィブサイトが充実しています。是非一度訪れてみて下さい。
楽園王.コム: http://rakuenoh.com
〈WS概要〉
【応募資格】
演技経験がある方。経験した場は問いません。
性別、年齢は問いません。
楽園王の観劇経験がなくても大丈夫です。
演劇の「台詞」と「詩」が、声に出さないと意味を成さない文学として同じだと考えて、口に出す言葉の美しさや面白さを意識した稽古、上演をするカンパニーです。
【日程】
(A)5月25日(金)18時半~と 26日(土)18時半~の2コマ(夜間の2コマ)
(B)5月26日(土)14時~から連続で、18時半~の2コマ(土曜1日で完結する2コマ)
* 両日とも基本的には同じ内容になります。終わり時間は21時半頃を予定しています。
*(A)と(B)の18時半~(2コマ目)は合同で行ないます。
* 1コマのみでも受け付けます。ご相談下さい。
【会場】
池袋駅から徒歩圏内の稽古場(参加決定後にお伝え致します)
【参加費】
(A)(B)それぞれ2コマで、1000円
【募集人員】
10名弱
【締め切り】
5/15
※どちらも定員になった場合、期日前に締め切る場合がございます。
【応募方法】
以下の内容をメール本文に記載、写真の添付の上、home@rakuenoh.com までお送りください。
(アドレスは、ホーム@ラクエンオウ.コム です。コムをトーキョーにして、home@rakuenoh.tokyoでも大丈夫です。)
①お名前(ふりがな)
②性別
③生年月日
④所属団体、所属事務所(あれば)
⑤参加希望日程
⑥過去の経歴(舞台出演や映像作品出演など)
⑦写真(顔のわかるもの)
⑧当日連絡の取れるメールアドレス、電話番号
⑨備考(両日参加や遅刻早退希望、その他特記事項などあれば)
【楽園王とは?】
楽園王は1991年に東京を拠点にスタートした劇団。東京での公演が中心だが、利賀演出家コンクールには最多の出場をしたり、静岡舞台芸術センターへの招聘など、北は札幌から南は出雲まで、上演地は全国に広がっています。古典戯曲の演出も多く、優秀演出家賞の受賞など評価も高いけれど、長堀博士が描く物語作品を上演するのがメインです。その特徴は、「エッシャーの絵の中に紛れ込んだよう」と評される迷路のようなストーリーを舞台化してきています。演劇をあまり知らない方へは、テレビの「夜にも奇妙な」みたいな作品、と話すことが多いです。また、楽園王の演出作品は、言葉の美しさを意識しているため、少し日常の喋り方ではない話し方をしますが、「耳で聞いていて心地いい」、「喋り方が面白い」と言われます。
【楽園王の今後の活動予定】
●9月6日(木)-9日(日) @下北沢OFF・OFFシアター
『イッツァクローズドワールド-It'a Closed World.-』
作/演出■長堀博士
●10月もしくは11月公演日 @サブテレニアン -板橋ビューネ2018参加-
『銀河鉄道の夜』(予定)
原作■宮沢賢治 構成/演出■長堀博士
● 2019年3月19日(火)-21日(水・祝) @日暮里d-倉庫
『エレクトリックガーデン』(1992)
作/演出■長堀博士
たくさんのご応募、心よりお待ちしております。今回の良い出会いが、今後のお互いにとって実り多いものになることを目指します。
ウェブ(楽園王.コム)★☆ http://rakuenoh.com もしくは、http://rakuenoh.tokyo
楽園王 長堀博士★☆ home@rakuenoh.com もしくは、home@rakuenoh.tokyo
※画像は終演したばかりの作品、ハイナーミュラー「ハムレットマシーン」上演時のもの。