TOKYOハンバーグでは2018年5月16日(水)~20日(日)に新宿サンモールスタジオで行う公演の出演者を広く募集し、ワークショップオーデションを二日間に渡って開催致します。今回の合同企画の脚本担当はThe Stone Ageの鮒田直也氏で今企画のための新作書下ろしになります。
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TOKYOハンバーグ+The Stone Age ブライアント合同企画 Vol,3
『ウミガメは本当にビニール袋を食べて死んでいるのか(仮)』
脚本:鮒田直也(The Stone Age)
演出:大西弘記(TOKYOハンバーグ)
2018年5月16日(水)~20日(日)
@新宿サンモールスタジオ ※劇場入りは14日(月)
■作品概要■
ウミガメが卵を産み落とすために上陸する美しい芦浜海岸。
三重県・芦浜海岸に原発計画が持ち上がったのは、1963 年(昭和 38 年)。 以降、2000年の原発計画白紙表明まで37年に渡る長い長い芦浜闘争が続いた。
1994年12月。国の海洋調査を阻止するために反対派の住民たちが寒風の真夜中、命をかけて立ち上がる。「あいつら、俺らのこと虫けらやと思っとるっちゅうことや!」 「今こそ闘わないでどうする!」 そんな決死の覚悟を決めた住民たちの激しい怒りを目の当たりにしてる男がいた。
その男とは抗議する住民たちを制止する警察官。
“これはもうこの町に原発は無理かも知れんな” 男はそう思った。権力の象徴である一人の警察官の視点を通して、過疎地の弱者たちがどのようにして力を合わせて町を海を次世代を守るために生きていたのか。芦浜闘争の事実をベースにした名もなき弱者たちの激しい怒りと闘い。
地域住民を原発推進派と反対派に分断した芦浜闘争の中で最も激しかったであろう1994年物語。
■募集対象■
俳優:男女経験者で年齢国籍問わず(3月下旬からの稽古に参加できる方)
協調性とコミュニケーション能力をお持ちの方。
(プロダクションや劇団に所属している人でも可)
※役柄の年齢に見えれば問題ありません。
※ワークショップのみの参加でもOK。
※2日間の参加が出来る方のみ。
男性 30~40歳 1名
40~50歳 1名
女性 20~25歳 1名
30~40歳 1名
40~60歳 1名
※書類選考あり。
■待遇■
条件によってギャラあり。
チケットノルマはなし。
チケットバックは1枚目からあり。
■稽古日程■
・3月下旬に顔合わせ。
・4月度は世田谷区内の施設にて18時~22時の時間帯で10コマ。
・5/7~13 都内某スタジオにて終日稽古
■ワークショップオーデション■
色々な可能性と、よりよく理解したうえでの選考のため2回のご参加をお願いします。
内容は基礎、身体表現、歌唱、上演戯曲と過去上演戯曲などをテキストに使用してのワークショップとなります。当日は動きやすい服装と運動靴を用意して下さい。
■ワークショップ日程■
◇日程:2018年1月18日(火),19日(水)の2日間
◇時間:18時30分~21時30分
◇会場:世田谷区用賀近辺施設(最寄駅は用賀)※詳細は応募者にのみお伝え致します。
◇参加費:2000円(両日合わせての費用になります。当日会場にてお支払いいただきます)
■受付期間■
・郵送 2018年1月16日※消印有効
・メール 2018年1月16日23時まで
*定員に達し次第締め切ります。
■応募方法■
◇名前
◇写真2枚(バストアップと全身)
◇(あれば)所属
◇年齢・性別
◇身長体重:3サイズ
◇過去の出演暦
◇何か一言。書きたい事があれば自由に書いてください。
◇(あれば)HP・ブログ等のURL
◇連絡先(電話、FAX、メールアドレスなど)
を下記住所またはメールアドレスにお送りください。
★郵送応募の方は、封筒に【オーディション応募書類在中】と明記し、連絡先メールアドレスを必ずご記載ください。
★メールで応募の方は、件名を【オーディション応募】としてください。
■TOKYOハンバーグ■
〒213-0002
神奈川県川崎市高津区二子2-10-12-101 TOKYOハンバーグオフィス
TEL:090-5807-3966
MAIL:info@tokyohamburg.com
HP:http://tokyohamburg.com/
■脚本担当 鮒田直也プロフィール■
大阪出身。大阪シナリオ学校でシナリオを学ぶ。1998年、大阪でThe Stone Ageを旗揚げ。以降、奇妙な場所設定(球場の外野席、ショッカーのアジト、四次元の女学校、この世とあの世の境目など)で“あかんたれ” (ダメ人間)の一瞬の希望を描くオモロ儚い物語を追求。2010年から、自らの上京を機に劇団を東京で活動するThe Stone Age ブライアントと大阪で活動するThe Stone Age ヘンドリックスに分けて活動を開始。最近はコメディ色とは別に社会派ドラマにも興味を持ち始める。現実社会を舞台に、日々どうしようもない汚れを溜め込んだ切実な人間の怒りを描く“マグマ演劇”に挑戦中。本作「ウミガメは本当にビニール袋を食べて死んでいるのか(仮)」は“マグマ演劇”です!
■今後の仕事■
ジョイメーカー プロデュース
『春を待つトイレの花子さん』 脚本・演出
2018年2月28日(水)~3月4日(日)
@新宿 サンモールスタジオ
The Stone Age ブライアント第6回公演
『タイトル未定』 脚本・演出
2018年7月中旬
@下北沢 楽園
<受賞歴>
2003年4月E-1演劇グランプリ大阪大会を勝ち抜き、全国大会3位。「師匠―ッ!」
@下北沢・本多劇場
2004年8月インディペンデントシアター#5「極」観客投票1位。「観測史上、最高記録を観測しました。」@大阪・インディペンデントシアター1st
2006年9月北野演劇祭で最優秀脚本賞。「師匠―ッ!!!」@新神戸オリエンタル劇場
■演出担当 大西弘記プロフィール■
1999年~2004年伊藤正次演劇研究所に入所し演劇を始める。同研究所にて主に『岸田國士作品集』『菊池寛作品集』『ベルトルト=ブレヒト作品集』の多数に出演。後にプロダクション所属、他劇団に参加、外部舞台出演などの活動を経験し、2006年に自らの作品を上演するため企画・制作の母体となるTOKYOハンバーグを立ち上げる。これまでのTOKYOハンバーグ上演作品のすべてを脚本・演出担当する。一筋の涙が零れるかどうかといった「心の栄養」をモットーにした、強い普遍性と現代リアルのバランスを保つ丁寧な劇作・演出スタイルから舞台側と客席側を繋ぐ。
■今後の仕事■
児童青少年演劇全国巡演劇団「劇団ポプラ」
ミュージカル『私の星と君の星』 脚本・演出
2018年2月2,3日@品川きゅりあん小ホール
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場 第118回公演
『きみはいくさに征ったけれど』 脚本
2018年3月13日(火)~18日(日)
@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
TOKYOハンバーグProduce Vol,23
『きみと過ごした280日と、ちょっと(仮)』 脚本・演出
2018年8月2日~5日
@下北沢楽園
TOKYOハンバーグProduce Vol,24
『へたくそな字たち』 脚本・演出
2018年12月 準備中
<受賞歴>
2015年度サンモールスタジオ選定賞にて最優秀演出賞を受賞(『最後に歩く道』)