僕は何故だか舞台というものに魅せられています。
様々なジャンルの作品があり、面白いものもつまらないものも、プロの舞台もアマチュアの舞台も、その舞台にかける情熱が高いものからあまりやる気のない舞台まで、どんなものでもとりあえず目の前で何かがはじまると、ドキドキして楽しくなってしまいます。
もちろん作品の質を高める技術やセンス、資金力など諸々ありますがそんな事よりも、そこで演技している役者や、踊っているダンサー、演出している演出家、物語を書いた劇作家たちの人生が本人たちの意思を越えてじわじわと伝わってきて楽しくなってしまうのです。 とは言っても作品の稽古をする時やワークショップを行う時は、その人生や物語を伝える技術や形の探究になる事がほとんどです。
特に仕事としてやっていくにはある程度社会的に認められた技術や形が求められます。 しかし僕が舞台に魅せられている理由には、そう言ったものは一切関係ありません。
そこに集った人たちが形にこだわらずに自由に表現できる。そこで忘れていた自分や人間の思いもよらなかった面を発見する、そんな時間があったらいいなと思いました。
日々の生活で固まってしまった感覚をときほぐしてまた明日から頑張れる、そんな時間になれば嬉しいです。
プロからアマチュアまで、色々な人が集まったら面白いなと思っています。
参加は無料です。皆さんからの連絡お待ちしています。
立本夏山
【日程】 12月9日 18時〜21時30分
【場所】 東京都文京区近辺(参加者に改めてご連絡致します)
【連絡先】 mail@kazan-office.com
立本夏山プロフィール
1982年6月7日 静岡県生まれ。 18歳にて文学座演劇研究所に入所。流山児☆事務所、俳優座演劇研究所を経て重力/Note、新宿梁山泊、燐光群などの作品に出演。2014年Arts Chiyoda 3331 千代田芸術祭にて伊藤 千枝賞受賞。2016年7月アヴィニヨン演劇祭・ブラジルMIRADA演劇祭にてアンジェリカ・リデル新作に出演。小池博史ブリッジプロジェクトの「風の又三郎2016 ODYSSEY OF WIND」「世界会議」に出演。