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カテゴリ:オーディション告知 返信(2) 閲覧(784) 2017/10/13 21:39
-ワニズホール提携公演vol.3「ひび割れた、日々」-
作・演出/工藤大嘉(黒虹サンゴ)
公演日程:2018年2/16-18【女ver】 2/23-25【男ver】
会場:ワニズホール(東京・中野)
【上演目的】
はじめまして。黒虹サンゴの工藤大嘉です。
少し、私の話をします。
家族がいます。母と妹です。
父親とは私が高校生の時に離婚し、母が女手1つで育ててくれました。
高校卒業後、私は就職しましたが、仕事が合わず二年間で辞めてしまいました。
その後母親の反対を押し切り上京し、演劇活動を劇団黒虹サンゴを立ち上げました。
丁度その頃、妹も就職し、母は少し寂しそうにしておりました。そんな時期に母親は精神的に不安定な状態になり、それを妹が支えてくれました。私は電話で話を聞くことしかできませんでした。というか、しなかったのです。ずるいですね、本当に。
今更ながらなんだけど、女手1つで育ててくれた母への感謝と、母を支えてくれた妹への感謝を込めて。決して綺麗な形だけでは終わらない、生々しい人間模様をお届けしたいと思います。
母ちゃん、妹、ごめんよ、ありがとう。
【粗筋・内容 女ver】
田舎で暮らす家族の何気ない日々。
父親の浮気によって離婚。男の子は高校生、女の子は中学生だった。子供は母親が引き取り、3人で暮らしていた。母は子供を育てるために昼も夜も働いた。辛かったが苦しくはなかった。昔から子供を育てる事が生き甲斐であったからである。しばらくして息子が高校を卒業し就職するが、仕事が合わず退職し、役者になると言い上京してしまう。可愛がっていた息子がいなくなってしまった母は少し寂しかった。丁度その頃、娘が就職し彼氏が出来、あまり家に居る事は少なくなっていた。なんだか心にぽっかり穴が開いた。
働いている意味を見失いつつあった母は精神的に弱ってしまい、娘に八つ当たりや愚痴をこぼすようになった。初めは母の状態を考え対応してきた娘であったが徐々にストレスが溜まり、母親の元を離れ、彼氏と同棲しようと考え兄に相談するのだが・・・
ひび割れた、日々の中で私達は生きていく
【粗筋・内容 男ver】
田舎で暮らす家族の何気ない日々。
母親の浮気によって離婚。女の子は高校生、男の子は中学生だった。子供は父親が引き取り、3人で暮らしていた。父は子供を育てるために昼も夜も働いた。辛かったが苦しくはなかった。昔から子供を育てる事が生き甲斐であったからである。しばらくして娘が高校を卒業し就職するが、仕事が合わず退職し、役者になると言い上京してしまう。可愛がっていた娘がいなくなってしまった父は少し寂しかった。丁度その頃、息子が就職し彼女が出来、あまり家に居る事は少なくなっていた。なんだか心にぽっかり穴が開いた。
働いている意味を見失いつつあった父は精神的に弱ってしまい、息子に八つ当たりや愚痴をこぼすようになった。初めは父の状態を考え対応してきた息子であったが徐々にストレスが溜まり、父親の元を離れ、彼女と同棲しようと考え姉に相談するのだが・・・
ひび割れた、日々の中で私達は生きていく
【黒虹サンゴ】
公式HP: http://9624sango.wixsite.com/kuroniji
Facebook: https://www.facebook.com/9624sango/
Twitter: https://twitter.com/?lang=ja&lang=ja
2018/4/27(金)-29(日)
B-tideプロデュース公演vol.2「ほんとおもろかったです、マジで!」
作・演出 工藤大嘉(黒虹サンゴ)
@上野ハウスストア
【上演目的】
はじめまして。今回、脚本・演出を担当致します工藤大嘉です。 私の話を少し。私は小劇場が好きです。小さな劇場で役者の芝居を近距離で見ることが出 来、その箱でしか表現できない生々しい演技トーンが好きです。マイクなど使わずにその 役者の生の声・温度を感じる事ができる。ごまかしが一切聞かない小劇場が好きです。 わかりやすく僕の感覚で言うと、大好きなミュージシャンのライブを小さな空間で独り占 めしているような感覚です。ただ、小劇場のイメージというのは非常に悪いです。 出演者の関係者が見に来る→関係者が無理に「いい感想」を書く→それを見た一般の人が 見に行く→小劇場はつまらない という風な負の連鎖が起こっていると思います。僕自身も知り合いの小劇場の舞台は見に 行きません。基本的につまらないと思って見に行きます。箱に合ってない声量・演技トー ン・こんな椅子に2時間も坐らせるのか?という無駄な上演時間の長さ。そりゃいかねー よ。ただ苦痛なだけだもの。家で自分の好きな体勢で好きな時間に映画見るわ。 今回の公演で小劇場で演劇をやる「おもしろさ」はこういうことだ、というのを提示した いと考えています。小劇場でしか出来ないんでしょ?ではなく、あえて小劇場でしか創れ ないものを私達は創っているんだ、と訴え、腐った演劇シーンにメスを入れ、小劇場の発 展を目指します。僕は小劇場が好きです。
作・演出 工藤大嘉
【粗筋】
主人公。27歳。大学で演劇サークルに入り、お芝居の楽しさに触れ、就職活動をせずに 役者を仕事にすることに決めた。大学卒業後はフリーの役者として活動することにした。 大学時代の同期が旗揚げした劇団や大学の先輩のからの依頼やオーディションで受けたア イドルっぽい人や売れない芸人が出ている舞台などに出演した。毎年本数は増えていった が毎回チケットノルマがあり、一枚売れる毎に500円バックといった内容で 50-70 人キ ャパの小劇場であった。小劇場界隈で知り合いが増え、以前より足を運ぶようになった。 正確には「足を運ばなければならなくなった」アンケートやツイッターなどに感想を記入 しないと自分が嫌われるかもしれない、もう使ってもらえないかもしれない、私が今度舞 台に出るときに見に来てくれないかもしれない。そんな不安から無理矢理公演の感想をS NSに投稿する。が、ある時ふと思ってしまう。あれ、これ誰のための感想?そんで私っ て何のために芝居してんの?素直に感想も言えない小劇場なんか糞くらえ!それから彼女 は見た公演の感想を素直にSNSに書きまくる。それにより今まで仲の良かった人々とは 連絡が取れなくなり、出演依頼もされるかとはなくなった。彼女は後悔する。「やんなきゃ よかった・・・」しかし、ある役者仲間から連絡が来る。「感想見たよ、ありがとう。これで 自分自身前に進めるし、団体も成長できる切っ掛けになるかもしない!貴重な意見本当に ありがとう。またなんか舞台とか決まったら連絡ちょうだいね!」主人公は自分のやった 事は間違いなんかじゃない。これを間違いだなんだと言う環境事態がまちがっている。そ う思い、主人公はまた芝居を続ける。
【黒虹サンゴ】
公式HP: http://9624sango.wixsite.com/kuroniji
Facebook: https://www.facebook.com/9624sango/
Twitter: https://twitter.com/?lang=ja&lang=ja
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