「朝に死す」は清水邦夫さんが著した男女2人芝居です。
発表から半世紀以上が経っているにも関わらず、若者が心の内に秘めている普遍的な絶望と希望が描かれており、どの時代で上演されても人々の心を打つ名作です。
舞台はセットも小道具もない完全素舞台で、役者同士の演技バトルと言っても過言ではありません。
若い才能の応募をお待ちしております。
【あらすじ】
大きな灰色のコンクリートの壁の前。中は工場か何か大きな建物と思われる。そこへ若い男が女を背負ってやって来る。男が仲間を裏切ったことで撃たれそうになったところを、飛び込んできた女に弾があたり、歩けない女をおぶってここまで逃げて来た。男は追っ手から逃げていて、女を置き去りにしようとするが、何故か出来ない。女は男に捨てられたばかり。それまで顔も知らなかったが、片隅で生きるという共通項をもった二人の奇妙な会話が始まる…。
【企画詳細】
「O-SHOW 2017」
前半に「朝に死す」を上演し、後半に忍翔(おしょう)による即興一人芝居を上演します。
毎月上演を行っており、以下の日程のいずれかの出演者を随時募集しています。
(今後の日程)
2017年
7月14日、8月11日、9月8日、10月13日、11月10日、12月8日
19:30〜21:00
(料金)
2000円
(場所)
兎亭(@江古田)
【募集要項】
前半の脚本芝居「朝に死す」(上演時間40分)に出演して頂く役者さんを募集します。
※毎月の出演ではなく、上記の内いずれかの月に出演していただきます。
《応募条件》
(共通)健康であり、日本語が出来ること
(男性)20歳に見える
(女性)18歳に見える
《配役》
男20歳 女18歳
《選考方法》
メールを送っていただいた方と時間を合わせ、面接を行います。
所要時間は30分〜1時間程度で、脚本を用いての実技を行います。
《稽古》
出演者と稽古日程を合わせ、出演日の約1ヶ月前から稽古を始めていきます。
《ノルマ、バック》
チケットノルマなし
チケットバックあり
【応募方法】
playerosho@gmail.com宛に
件名を「2人芝居」として、本文に
①名前(ふりがな)
②年齢
③所属(あれば)
④簡単な経歴
⑤希望する出演日。複数も可。
⑥顔写真(携帯でも可)
を明記して送ってください。
【演出家プロフィール】
忍翔(おしょう)
大学入学後、ハリウッドキャスティングディレクター・奈良橋陽子が代表を務めるMLSにて英語劇を学び、ミュージカルやストレートプレイを中心に活動。国際的に活躍するインプロ(即興演劇)指導者・今井純と、アクターズスタジオ生涯会員・ボビー中西に師事し、インプロとマイズナーテクニックを学ぶ。20歳で日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ、現在はプロデューサー兼指導を務める。24歳で単身海外に渡り、インプロの国際組織「国際シアタースポーツ協会」のメンバーとなる。一人芝居フェスティバル「APOFES」に2年連続出場。「一人芝居ミュージカル短編集 vol.2」出演。現在「しばいのまち」にて「余命1年の表現者」を連載中。
過去に演出した作品は「トランス」「ハルシオン・デイズ」「恋愛戯曲」「ベター・ハーフ」(鴻上尚史)「歌わせたい男たち」(永井愛)「バンク・バン・レッスン」(高橋いさを)など。
https://oshowimpro.wordpress.com/