戯曲の改稿にあたり俳優の皆様の身体を通して作品の声を聞きたく、下記日程でリーディング(本読み会)を開催します。
今回は戯曲を更に面白くすることが目的なので、戯曲の考察をしながらひたすらテキストを読んでいただくことになると思います。なお、当日使用するテキストは事前にお渡しします。
少しでも興味を持っていただける方、台詞をたくさん読みたい方がいらっしゃいましたら、是非お力添えいただけると幸いです。
なお、文月は現時点でオーディション開催の予定はございません。本作に限らず継続的に一緒にものづくりをしていただける方を広く募集しています。
皆様と出会えることを期待して。
文月 代表 ナカノキョウコ
【文月01 「空蝉」リーディング】
日時:2017年3月6日(月) 18:15〜22:00
会場:都内某所
参加費:無料
対象:日本語の読み書きができて、俳優として舞台または映像作品に出演経験のある方(年齢性別不問) ※見学希望の方は経験問いません。
〆切:2017年2月24日(金)23:59
▶︎お申し込みは fuzuki.info@gmail.com まで
タイトルに
【文月01参加希望 (お名前)】
本文に
1.お名前(フリガナ)
2.年齢
3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)
4.その他(出演歴、応募動機等)
を明記の上送信して下さい。
【文月(ふづき)とは】
早稲田大学出身の俳優・ポエマー、ナカノキョウコが書き下ろした『空蝉』という戯曲の上演を目標として立ち上げたプロジェクト。
http://fuminotsuki.tumblr.com/
【「空蝉」について】
<登場人物>
先生:小説家という肩書を持つが、実際は原案・構想のみ。
水谷:先生の友人であり、ゴーストライター。
影 :水谷の悪の心
藤代:先生と水谷のマドンナ的存在。後に水谷の妻となる。
書生:坂本勇介。水谷の甥。水谷宅に下宿する。
キヨ :先生の女中
雪子:先生の妻、キヨの母。女性愛者。
<あらすじ>
作家を志していた二人の男。共作し一人の作家として世に出した作品が賞をとり、共に執筆を続けることになる。
二人の男に愛された女。男たちは彼女に持ち得る全てを与えた。女は精神的肉体的に満たされていた。
「沈黙という小さな石に罪を詰め込んで、「優しさ」と名付けて、それを積み上げて、不安定にもそうやって私達は均衡を保っているの。」
「何故世界は僕の意に反して広がっていってしまうんだろう。 ー 僕が求めるものはとても少ないのに、いつも余計な邪魔が入る。」
沈黙が破られ、小さな宇宙が壊れた時、男は、女は、何を思い、どんな行動にでるのかー。
大正時代をベースに描く、男女の愛と孤独の物語。