*2017年4月開講、ドラマアカデミーArt-Loving第2期生募集!!
「状態演技から行動演技への転換」「実社会で己の行動力を具体的に変化」
「リアリスティック(現実的な)アプローチのドラマアカデミー」
~作劇法から人物の行動と事件の分析力を身に付け、対話を通して学ぶ~
俳優とは本来創造者(クリエーター)です。演出家から交通整理をされるがまま
に動く受動的な俳優では、俳優としてのあらゆる可能性を狭めてしまいます。今
日求められる俳優とは、主体性を持ちながら協調性もってストーリーという情
報共有が図れる、能動的でクリエイティブな人材です。当アカデミーでは、俳優
クラスでは、状態演技から行動演技への転換、漠然としたキャラクター芝居から
の脱却を目的とし、どんな演出にも柔軟に対応出来るマインドを養います。社会
人クラスでは、現実社会でうまくいかない人間関係や自らの表現力向上など、実
社会で自らの行動に変化が起こせる力を養います。何れも日本の演劇界や社会
で生きやすい「リアリスティック(現実的な)アプローチ」を主眼としています。
「リアリスティック・アプローチ」とは?
●漠然とした抽象論ではなく、具体的で論理的な方法論を基に、体系的なメソッドで教えていきます。
●そのメソッドとは、集中力、想像力(創造力)、緊張緩和、内的リズム、無対象行動などの基礎訓練を経て、作劇の課題から、人物の行動と事件の分析力を身にけ、役作りとはどういうものかを体得していきます。
●作劇の課題を通して、台詞に依存しない、即興劇というメソッドを使い、自らの考えや想いを言語化しながら、演じていきます。
ワークショップオーディション(ワークショップだけの参加も可能です)
2017年3月11日(土)、18日(土)
午後13時~17時 恵比寿スペース29にて
料金:3,000円(税込)
対象:18~30歳(高校生は不可)
お申込み:artloving2016@gmail.com
上記までプロフィールフォームの送信依頼をしてください。
演劇経験のある方々は詳細についても明記下さい。現在、プロダクション
所属の方々もお申込み頂けますが、事前に事務所の了承を取った上、応募下さい。
募集要項
第2期開校クラス:2017年4月~2018年3月 1年制
●俳優クラス概要 週2回 月・金 夜クラス 19:00~21:30
●社会人クラス概要 月2回 日曜日 昼クラス 14:00~16:30
受講料金:
・俳優・社会人クラス共に月謝20,000円×12か月=240,000円(税抜)
(前後期・分割払応相談)
*俳優、社会人クラス共に一年後、修了公演を予定しています。
*俳優クラスは1年間の修了後、将来的な可能性を感じられた優秀者は、ZINGY ZAP Enterprisesとの業務提携契約を前提に、二年目の解釈法を学ぶ実践クラスの特別進級もあります。
*社会人クラス受講者で、当アカデミーの演劇プログラムを、企業内の研修として行いたい場合、別途講師を派遣し、現場で研修を行う事も可能です。
Art-Lovingこれまでのワークショップ実績(一例)】
●一般社団法人国際経営者協会
「即興劇でイノベーションを学ぶ」 2012年上半期ベストプログラム賞を受賞
●日本私立小学校連合会・関東地区私立小学校教員研修会 学校劇部会
「教師における演劇表現と即興的表現の教育力を体験する」
●株式会社SKY運営 発達療育専門センター みなそら園
「即興劇を体験する!実践する!」
●慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 CLASS TAKAHASHI
「即興劇でイノベーション、リーダーシップ、コミュニケーションを学ぶ」2007年~
●英会話スクール academia TI-DA(東京都・大田区池上) TLC English Club(大船)
公式Facebook: https://www.facebook.com/artloving2016/
お問合せ先:artloving2016@gmail.com
有限会社ジンギーザップエンタープライズ 03-5447-1210(代)
【講師紹介】
●Art-Loving代表:小山 裕嗣(演出家、演劇教師)
1979年7月13日東京都生まれ。16歳の時に、世界的演出家ピーター・ブルック氏の演出協力者であるワダ・ユタカ氏(パリ国立コンセルヴァトワール教授)が開校した演劇学校に入学し、スタニスラフスキーシステムをベースとした即興劇による教授法を5年間体系的に学ぶ。その間、リュディガー・フォルクマー(ヨーロッパ演劇研究所)、エレーナ・ドルギナ(ロシア国立青少年劇場演出家)、ナターリャ・ペトローワ(ロシア国立シェープキン演劇大学教授)、アレクサンドル・ブルドンスキー(ロシア国立中央アカデミー劇場芸術監督)らに師事。5年間の教育期間中、2年間に渡り、英国、イタリアにて演劇留学。卒業後は、劇団員となり公演活動を5年間行う。退団後、演劇の拠点を川崎に移し、ラゾーナ川崎プラザソル渉外担当として、創作支援ネットワーク川崎インキュベーターの活動に参加。2007年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 高橋秀明特任教授と共に、「即興劇でイノベーションを学ぶ」と題した講義、ワークショップを三田キャンパス内で開催している。また一般社団法人「国際経営者協会」にて経営者を対象とした同様のワークショップを開催し、2012年上半期ベストプログラム賞を受賞した。この他にもかわさき演劇講座やKTC中央高等学院にてワークショップなどで一般人を対象としたワークショップや、大船TLC、大田区池上academia TI-DAなど英会話スクールにて表現教育としての演劇ワークショップを開催している。2016年からは、株式会社SKYが運営する、東京都大田区内及び川崎市にある発達療育専門センター「みなそら園」(都内、川崎に5施設)職員を対象とした即興劇社員研修を毎月行っている。2016年4月ジンギーザップエンタープライズ内に俳優マネージメント部新設とドラマアカデミー「Art Loving」を恵比寿に開校、両部門の代表に就任した。
●Art-Lovingアクティングディレクター:梶原 航(俳優)
1984年1月31日北海道旭川生まれ。高校卒業と同時に上京し、劇団ノルテ高垣葵氏に師事。ラゾーナ川崎プラザソルこけら落とし記念公演や新宿コマ劇場などの舞台に出演後、2009年4月新国立劇場演劇研修所第5期生として入所。栗山民也、西川信廣、宮田慶子、鈴木裕美など日本を代表する演出家たちから3年間体系的な演劇教育を受ける。修了後は、同劇場の主催公演「リチャード三世」(2012)、「長い墓標の列」(2013)、「マニラ瑞穂記」(2014)に出演。この他にもワンツーワークス「海のてっぺん」(2012)、KAAT「アドルフに告ぐ」(2015)、KAWAI Project「まちがいの喜劇」(2016)、ラゾーナ川崎プラザソル開館10周年記念公演「ハムレット」(2017年)などの話題作に出演。また、自ら主宰として、次世代の俳優を集め、国内外の優れた戯曲に真っ直ぐ取り組み、「対話と行動」の可能性について再考、再生するプロジェクト「ACT Commune 航跡」を立ち上げ、これまでに「セイム・タイム・ネクストイヤー」「クラップ最後のテープ」企画上演した。この他にもNHKオーディオドラマ「青春アドベンチャー」の出演やナレーションなど多岐にわたる活動を行っている。2007年から当アカデミー代表の小山と共に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科において「即興劇でイノベーションを学ぶ・集中と解放の体験から学ぶリーダーシップとイノベーション」と題したワークショップにトレーニングアクターとして参加。この他、一般社団法人国際者経営者協会にて同様のワークショップを開催し、2012年上半期ベストプログラム賞を受賞。現在は、ジンギーザップエンタープライズ所属俳優として、小劇場から商業演劇まで舞台を中心とした活動を行なっている。
【受講者の声】
第一期生Nさん(在学中)
芝居を作る上で一番必要な事はなんでしょうか。
この一年を通して、私は人間力だと思っています。
誰かとともに作るあげる世界とは、決して自分一人では成り立ちません。
それはどんなに上手いと評価される役者でも同じ条件なのだと思います。
そこで必ず必要になるのは、共演者や演出家とどうコミュニケーションをとるか、ということです。
自分の思いを伝える術、人の思いを聞く術、そしてその必要性。
そのことの大切さ、必要さをカリキュラムと一年を過ごす中で実体験の中から学びました。
アカデミーでは、役者に必要な根本を知る事ができます。
この一年、休みなく常にアカデミーは私と生活をともに過ごしてくれました。
ただ課題をこなすことだけでは学べない、今の自分は何を吸収できるのか、吸収しているのかと神経を張り巡らせた一年。
私は今、自分自身のこれからが楽しみで仕方がありません。
この一年で気付けた自分を試してみたい。
まだ気付けていない自分を探す旅に、そしてこれから出会う豊かな演劇の世界の人々と生きて行きたい。
マシーンにならない、
生きた人間、一人の役者に。
きっと今の自分に必要な何かに出会えるチャンスがある。
このアカデミーは、そんな場所なのだと思います。
第一期Uさん(在学中)
作品に向き合っていく中で、どう行動していくか、何を考え、共演者とどう作っていくのか。
そういった稽古を重ねていくなかで何をしていけばいいかという部分を体感しながら学んでいます。
台本がないからこそ、その場、相手に対する集中や、自然に反応するということがどういうことなのかと
いうところがわかるようになりました。
否定するのではなく、どう積み重ねていくか。
自分達で修正点を考えていくなかで、良いところも見つけようとしたり相手を尊重することで、言葉の
選び方や意識の仕方が変わってきたなと感じています。