いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
第61回『本読み会/ジョン・フォード』
■作家
ジョン・フォード
■作品
『あわれ彼女は娼婦』
収録:白水社(エリザベス朝演劇集)
■日時
2016年7月23日(土)13~17時
■場所
都内・千代田区周辺
■参加費
諸経費として、お一人様200円
■作品について
今回の作家はジョン・フォード。同名の映画監督が有名ですが、別人です。前回読んだシェイクスピアの少し後、エリザベス朝後期に活躍した劇作家ですね。
『あわれ彼女は娼婦』は、ジョン・フォードの代表作。兄と妹の近親相姦を題材にした悲劇です。
今も昔も変わらず“近親相姦”は禁忌ですが、フォードの力強いセリフを読んでいると、神に挑む人間存在の姿が浮かび上がります。
ちょうど現在(2016.6.8〜6.26)、栗山民也さん演出、浦井健治さん、蒼井優さん主演の舞台が新国立劇場で上演中なので、予め観ておくのも良いかもしれませんよ!
■おねがい
作品は未読のままでもご参加いただけますが、全シーンを読まず、ところどころ飛ばして読み合わせを進める可能性もありますので、一度目を通してからのご参加をお勧めしております。
図書館やインターネット等を利用して戯曲を入手し、目を通していただければと思います。
(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
どうしても見つからない場合は『本読み会』までご連絡ください。こちらでテキストをご用意致します。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)
申し込み多数の場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております!
■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙