○募集内容
「劇団バター猫のパラドックス」は、4年間「劇団祭りの準備」として、多くの人が楽しめる、エンターテイメント性の強い舞台を公演してきましたが、今までは数ある劇団の一つから抜けられず、個性がある作品を作るのも困難でした。
しかし、5年目を迎えた今、数ある劇団では終われません。これからは我々が演劇界を牽引する存在となるべく、より斬新でより過激な、人の心をえぐるような舞台を作るために、これまでのイメージを脱ぎ捨て、「劇団バター猫のパラドックス」として新たに旗揚げしました。
2016年7月“だれも観た事の無い過激な舞台”を下北沢で大々的に公演し、新たなる演劇の担い手となるために準備を進めています。
また、我々の劇団は映像団体にも所属しているため、様々な映像の出演依頼があり、劇場では第一線で活躍している、映画プロデューサーや監督が観客として多数来場するため、そこで新たなつながりが生まれたりと、様々なチャンスに恵まれている劇団です。
新たなスタートを切った今、我々は、旗揚げ公演に出演してくれる、挑戦的で野心溢れる、熱意ある役者を広く募集します。皆様からの御応募を心よりお待ちいたしております。
○企画テーマ
血を分けた存在である家族。現在は、虐待や育児放棄など悲惨な事件が起こり、社会問題の代表的な単語になり果ててしまった。家族に目を向けるのを放棄し、曖昧なままにするという選択をしてしまい家族が何を考えているか、何を思っているのかが分からなくなり、他人よりも他人になり始めています。
今作は、兄弟たちが曖昧にしていた家族という物に向き合わざるを得ない状況になり、そこで兄弟、家族についてお互いが考え、自分なりの決着をつける物語であります。
一人でも生きていける現代だからこそ、決して離れる事の出来ない家族というものの本当の意味を、家族の抱える問題や闇に対し自分なりの決着をつけ家族を考え直すべきだと思い、企画立案しました。
○あらすじ
弟・直⼈の罪を被り5年間服役していた、⻑男・湯本時⽣は⾃分の⼈⽣を取り
戻そうとしていた。そんな時、妹・詩織から⼀本の電話が掛かってくる。
それは再び時⽣に助けを求める、兄弟たちの悲痛な嘆きだった。
過去に過ちを犯してしまった兄弟たちと彼らを取り巻く、⼀癖も⼆癖もある⼈々が織り成す⼈間の可笑しくて悲しい群像劇。
○劇場
下北沢OFF・OFFシアター(本多劇場グループ)
○公演日程
全7公演
7月11日(月) 小屋入り
12日(火) ①19:00~
13日(水) ②19:00~
14日(木) ③19:00~
15日(金) ④19:00~
16日(土) ⑤13:00~ ⑥19:00~
17日(日) ⑦13:00~
○稽古日程
5月15日(日)顔合わせ
以降5月、6月は土、日曜日稽古(日中)
7月1日~10日まで集中稽古(終日)
○オーディション⽇時
4⽉24 ⽇(⽇) 13:00~21:00 ※時間は選択可能。
場所:文京区内施設を予定
○オーディション内容
簡単な⾃⼰紹介。
シナリオによる、芝居審査。
※プロフィール資料がありましたらお持ちください。
○応募資格
① 20~35歳位までの男性
② 20~35歳位までの女性
③ 都内近郊にお住いの方
○チケットノルマ、ギャランティ条件
ノルマ30枚(ノルマ達成した場合は21枚目~500円、41枚目~1000円のチケットバック有)
○応募締切
2016年4月22日(金)
○応募方法
下記メールアドレスに必要事項を記載の上、ご応募ください。
①お名前(ふりがな)
②生年月日
③お住まいの地域
④スリーサイズ
⑤経歴(出演実績など、あれば)
⑥自己PR
⑦写真2枚(バストアップ、全身)
応募メールアドレス
geki.bata.neko@gmail.com
○劇団員プロフィール
作・演出 西貴人
舞台だけでなく、テレビ、映画、webドラマ等で脚本家として活躍中。去年は映画「空っぽの渦」の脚本を手がけ、那須国際短編映画祭2015 審査員特別賞、skipシティ国際Dシネマ映画祭2015奨励賞を受賞した。TSUTAYAが行った映画企画コンペでは、提出した脚本が日本シナリオ作家協会理事長 加藤正人氏より高い評価を得た。
俳優 つるにしこうき
俳優だけでなく、プロデューサーとしても活躍中。映画「自由の世界」では主演、プロデューサーとして活動。映画「Heart Beat」に出演し、田辺弁慶映画祭にて市民審査賞を受賞した。舞台「僕と彼女と時々、犯人」では主演として高評価を得た。
女優 古里友美
女優として活動。舞台だけでなく、映画、webドラマ等多数出演している。イトーヨーカドーwebドラマでは女優だけでなくスタッフとしても参加し、出演した映画「飛べ!まいほ」では、第1回セルビアモンテネグロ日本短編映画祭にてグランプリを受賞。
俳優 小山分季陽
俳優。舞台、映像で活躍中。白石一文イメージ画像コンクールではPV「翼」に出演し、大賞受賞。映画「飛べ!まいほ」では主演。杉並演劇祭参加作品「不都合なアクセサリー」では主演として参加。