4/27から開催の「モノドラマワークショップ」に、キャンセルが出ました。
既にテキストは出来上がっており、小川未明・芥川龍之介・有島武郎・太宰治…………他、面白い小説ばかりです。

モノドラマとは、一人芝居とも朗読とも異なります。
近代以降の我が国の短編小説を、俳優一人が、最小限の装置のなかで語り、一つの世界を作り上げるものです。
この時、求められるのは言葉の表現力、人物を演じ分ける演技力はもちろんですが、文学を時間と空間のなかに立ち上げる感性です。
観客は、俳優の語りばかりに集中している訳ではありません。
どのようなフィクションがそこに立ち上がるか、そこに耳を澄ましているのです。
ある意味で演技というものの本質がここにあります。
テキストは数本。5分から10分程度で完結する掌編小説を、用意いたします。
演出・指導は　劇団キンダースペース主宰・演出家/原田一樹。

9回目となるモノドラマワークショップでは、モノドラマという私達に独自の舞台スタイルによって、一つの短編小説を俳優が一人で舞台に立ち上げる稽古を通じて、舞台空間の捉え方、感性の開き方を試していきます。

4月27日（水）・28日（木）・30日（土）・5月1日（日）・3日（火）・4日（水）・6日（金）・7日（土）

時間／19:00～22:00　費用／21,000円　
※一年以上の演技経験のある方が対象です。

ご参加のご検討、ご興味のある方へのご推薦をよろしくお願い致します。

※写真は「モノドラマ公演」より。ワークショップは劇団キンダースペースアトリエにて行います。