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稽古よりも本番でお芝居/演技が伸びた(良くなった)、と感じる事はありますか?

  • itomasa7 itomasa7(220)

    カテゴリ:フリートーク 返信(4) 閲覧(406) 2015/09/29 00:29

(特に役者さんに聴きたいのですが)
お芝居の稽古期間1ヶ月~と、通し稽古、ゲネを行う事に対して、

実際舞台公演が始まってから
自分やみんなのお芝居/演技が更に良くなった/成長した、
と感じる事はありますでしょうか?

※ はっきりいって自分は
  複数回観劇したほとんどの劇団については
  初回観た時よりもお芝居や各自の演技/発声(台詞回し)、
  熱のコメ方などが良くなっているな、
  と感じる事が多いです。

  ただし、逆に気持ちにゆるみが出た?
  と思えるような噛み噛みやトチリの多い日などもありますが。


やはり、観客を前にしない稽古段階よりも、
実際の観客を前にした本舞台の方が、
役者を成長させる「何か」があるものなのでしょうか?


また、「千穐楽」については
役者さん達は基本「千穐楽だからとお芝居を変えるような事はない」
と言いますが、
観ている側からするとそれまでの公演とはまったく
別もののお芝居が観れたりする特別な回、と感じます。
(役者さんの「これで最後」という気持ちが溢れてくるからでしょうか?)

「千穐楽」には特別な何かがやどる
(役者の気持ちその他に)ものなのでしょうか?
  • 多分ありますね。
    千秋楽となるとこれが最後だからという妙な気合が入るのと、今まで覚えてきた台詞、動きとお別れ。
    しかし何より本番では稽古とは違ってお客さんの反応があるので、稽古とは違う緊張感の中で演じることができるいう体感ができますね。

    2015/09/29 02:17
  • >ミラーT.YOSHIDAさん

    多くの劇団の役者勢は、「全公演日程、クォリティは一緒です」と
    全日程の集客に差が出ないように(特に千穐楽ばかりに人が偏らないように)
    宣伝トークばかりするので、観客側からは
    「観てて実際違うと思うけど、役者さんは実際演じてて”それ”(変化)を感じてないのかな?」
    などと思ってしまっていたんですよね。

    やっぱり公演という緊張感のある場では、
    稽古と違うもの、稽古よりも研ぎ澄まされたなにかが、
    演じる側も味わえている、それによる公演中の成長もある、
    という事でしょうか。


    千穐楽のお祭りのようなテンションの高さ、
    自分は好きですが同時に役者/観客ともハメをはずしてしまい、
    いつもならやらないような事をしてしまう場でもある、
    と思っているので自分は千穐楽をあまり選びません。

    でも、あの雰囲気は絶対特別なものだよなあ、とは思いますね。
    ※ それを狙って千穐楽を取る、という方は多いですしね。

    2015/09/29 06:48
  • 実際、本番で演技は変わると思います。
    演出家さんが公演後毎回微調整を入れてくださいますし、役者当人も回数重ねる毎に慣れてきますからね。
    あと、演技中に「あ、この人、今日緊張してるな」と思ったら然り気無くボディタッチ入れてみたり、相手役のテンションがいつもより高かったらこちらも高くしなきゃいけないですよね。
    たった一回の公演中でも、多くの人の思惑が重なり、変わっていきます。
    まぁ、どれがいい方向に転べばいいんですが(^_^;)

    逆に、お客さんも毎公演違いますからね。
    反応がいいお客さん、泣くお客さん、笑うお客さん、役者目当てのお客さん…。
    それによっても、私は演技を変えたりします。
    難しいところですが、やはり舞台は生物ですので、私としては出来る限り最後まで少しでもよくしよう、と思います(^_^)

    2015/09/29 08:05
  • >神崎 悠さん

    >実際、本番で演技は変わると思います。

    やはりそうですよね。
    初回観た時に分かりにくかった所作や台詞、表情などが
    二度観、三度観すると良くなっている、
    という事が多々あります。


    >あと、演技中に「あ、この人、今日緊張してるな」と思ったら
    >然り気無くボディタッチ入れてみたり、
    >相手役のテンションがいつもより高かったらこちらも高くしなきゃいけないですよね。
    >たった一回の公演中でも、多くの人の思惑が重なり、変わっていきます。
    >まぁ、どれがいい方向に転べばいいんですが(^_^;)

    これは観ている側からは気づきませんでしたね。

    ある役者さんの緊張その他いつもとの演技の違いが、
    他の役者さんに影響を与えたり、
    またはカバーしたりという行動を生んでいく、
    といった役者同士が影響/共鳴しあう所までは。。。

    ※ 役者Aさんの台詞トチリを
      役者Bさんがアドリブで助けてあげる、
      などはたまに見かけますが


    >反応がいいお客さん、泣くお客さん、
    >笑うお客さん、役者目当てのお客さん…。
    >それによっても、私は演技を変えたりします。

    役者さんって、2時間弱の物語のすべての台詞とその所作などを
    身体で覚え、実際舞台で表現するだけでも大変なのに、
    その上でそれを舞台下から観ている観客、までも
    意識には入っているのですね。

    それに応じて演技を変化させていく、
    というのはすごい事だと思います。

    ※ 接客業の店員さんが、お客さんの反応に合わせ
      営業トークや押し方を変える、というのは分かりますが、
      それとはレベル違いの事を舞台上で行っているのかな、と。


    やはり、お芝居が本公演期間中に変化/進化していく、
    という認識が正しいとすれば、
    それこそ1度だけの観劇ですべてを判断してしまう
    (面白かった、つまらなかった、誰々の演技が良かった、ダメだった)、
    というのはもったいない事なのかも知れません。

    自分は、まあ出来る限り、ですが、1つのお芝居を2度ぐらいは
    観るようにしたいですね、今後は。

    ※ 1度で完成された舞台が観れるのが最高なのかも知れませんが、
      2度観る事で「人間の成長」を目撃する事が出来るのだとしたら
      それはそれで「お芝居」自体とは別の
      素晴らしい「パフォーマンス」かと思いますので( ´ー`)

    2015/09/30 00:35

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