◇演劇のれっすん◇
9月のテーマ
「俳優の必須技術 せりふのための呼吸方法」
どんな呼吸方法も、それは台詞を喋るために、そして舞台にいられる体のためにあります。
トレーニングをしているときの呼吸法と、実際に舞台に立っているときの、呼吸や発声が違う人が、どんなにかいるでしょう。
9月のれっすんでは、ほんものの腹式呼吸を身につけつつ、実際にそれが声になり台詞になり、舞台でいられる体になるための基礎を学びます。実際のテキストとして斎藤憐「グレイクリスマス」 歌舞伎十番「勧進帳 安宅の関」等を使用して行きます。
○スケジュール
9月 7日(月) 19:00~21:00 喜多見地区会館 大広間
9月15日(火) 19:00~21:00 喜多見地区会館 第2会議室
9月21日(月) 19:00~21:00 喜多見地区会館 大広間
9月28日(月) 19:00~21:00 喜多見地区会館 大広間
○参加費 一回3000円 四回券10000円
※通し参加でより充実した受講となりますが、一回ごとの参加でも学べるプログラムです。四回券は購入後、期日に関係なくお使い頂けます。
○お申込・問合せ
オフィスプロジェクトM
info@promstage.com
電話:044-900-9931
FAX:044-900-9213
【演劇のれっすんとは?】
■少人数制
個人個人の特性に合わせた具体的な指摘が可能に
■一回ごとのれっすんへの参加も可能
自分の時間に合わせ受講できる「れっすん」は、時間に制約のある方にも、俳優に必要な「訓練の時間」を。
■個々の希望に応えます。
個人の課題(今、取り組んでいる役柄へのアプローチ、日常の訓練のやりかた)など、希望があれば具体的に取り上げ「れっすん」します。
■すべての演劇関係者が対象
れっすんは、芝居をこれから始めたい方、そして観客としてより楽しみたいかたの受講もできます。
技術は、訓練によって身に付きます。「才能」は確かにあります。
しかし、だれもが 時間とお金をかけて、正しい道筋の中で習得できる技術も確かにあり、それこそが舞台で活動する道筋となります。
「演劇のれっすん」は、演劇を志す方すべてに有効な、演劇ベーシックワークショップなのです。
◯れっすんのこれまでのテーマ
『作家のペン 武士の刀 俳優の腹式呼吸と支える発声』
~なぜ同じ駄目だしを何回もされるのか、演出家が言ったことになかなか対応できないのはなぜか~
『空間をつかまえる 舞台の居方について』
~舞台上で最も目立つ場所はどこか~
『ほんとうに必要な脱力 ぐにゃぐにゃしていたら芝居はできない』
~舞台に落ちている小道具を拾えないのはなぜか~
『戯曲はこう読む 実践戯曲講座 設計図の解き方と組み立て方』
~なぜ戯曲は わかりにくいと感じるのか おもしろくないのか~
講師:丸尾聡
劇作家、演出家、シナリオライター、俳優。また、演技、劇作指導者として活動。
昨年は、日本劇作家協会戯曲セミナー講師、西東京 ラジオドラマ講座講師、長崎県諫早市シナリオ講座講師、かわさき演劇まつり演劇講座「シェイクスピアを読んでみよう」講師、神奈川県高校演劇県大会審査員、劇王天下統一大会運営委員などを務める。
また近作『死刑執行人~山田浅右衛門とサンソン~』(座・高円寺1 戯曲はテアトロに掲載)を作・演出。死刑問題に新たな視点を提供する作品として話題になった。 ほかにも戯曲のブラッシュアップ企画「月いちリーディング」のコーディネーター、ファシリテーターなど多岐に渡る活動を行う。「演劇のれっすん」は、延べ300回を超えて開催され、多くの俳優・演出志望者、またプロの俳優達が参加している。