つい最近、突然のキャスティング交代があり、
「このギリギリのスケジュールでそんな事が出来るのか?」
と思わせるお芝居があったのですが(これから公開)、
そこの交代キャストの方の1人が
「出来ないと思う人こそ観に来て確かめて!」
ってツイートしてたんです(実際はもっと強気のツイート)。
でも、おかしくありませんか?
「小劇場演劇」は商業演劇と違い短期間かつ
小さい劇場での公演を中心に活動しているとはいえ、
立派なプロの演劇集団にして役者さんです。
それが、十分な準備期間が取れない状態に陥った事を、
まるで自分たちの「挑戦」であるかのように喧伝するって。
本来なら、
「開幕間近でのキャスティング変更は観客の皆様に
不安を与えてしまうかと思いますが、
自分達はきっとやり遂げてみせます。ぜひ、応援して下さい!」
ぐらいに言うのが普通なんじゃないでしょうか?
それを「ダメだと思う奴こそ観に来い!」って・・・
いや、自分ら別にあなたの「究極の挑戦」を観劇に行きたい訳じゃなくて、
普通に準備期間をとって十分に準備してくれたお芝居を観たい訳で、
それがたまたまこういうトラブルがあったというだけで・・・
それを「俺らの”挑戦”、見届けろ」みたいに言う役者さんって
「プロ」としての精神が欠けてるんじゃないかな、と流石に思った訳です。
・ 成功すれば「ほら観たことか!俺の言った通りだろ」
⇒
本来ならば成功して当然なのが「プロ」じゃないの?
・ 失敗すれば「さすがに無理があったか…でもやるだけはやったぜ!」
⇒
いや、やるだけやったとかそういうのじゃなくて、
自分達の100%近くを観せてもらった上で、
観客が「面白かった」「つまらなかった」「ミスが多かった」
など評価するのが普通の「プロ」の世界な訳で
このツイートした人って、
そもそも「何か勘違いした発言してるんじゃないかな?」
とものすごい違和感を感じてしまいました。
別に前売りでチケットを買った観客の皆さんは
「あなたが究極の挑戦をするのを見届けたい訳でもなんでもないんですよ…」
と思いました。
流石に昨日今日でキャスティング変更あった上で、
こんな大上段からの発言を聴いて「ムカッ」としてしまい、
つい書き込んでしまいましたm(_ _)m
はっきりいえば、こんなスタンスの役者がいる舞台は
観に行くのやめようかと思うぐらいです。。。