🔳応募フォーム
https://forms.gle/FRM8w7nra2YAa9Ja7
🔳概要
今回は2日間のワークショップとなります。テーマはズバリ「声」です。講師は、ボイストレーナーの きむ まるすん さん にお願いをしました。きむさんは「声」の持つ力を追求しています。演劇においては舞台と観客を繋ぎ、日常生活の中では人間対人間の潤滑油となる、「声」を意思を疎通させる「言葉」の前段階として捉え、他者を動かす「声」とはなにか、きむさんの考える「声の秘密」をシェアしていただきます。普段はプライベートレッスンをメインにし、このように開いた場所で講師をする機会は大変珍しい貴重な機会です。皆様ぜひ きむ先生 と出会ってみてください。また舞台演技と映像演技の声の出し方の違いにも着目したく、2日目はゲストに俳優の 和田光沙さん をお迎えいたします。プレイヤーの視点も交えて学ぶことで、より実践的な技術を持ち帰れるワークショップになればと考えています。
🔳ワークショップ内容
きむ先生の考える発声発語の理論のベースは、2種類の「息の流れ(呼気)」
①アクティブな行動を促す為の上体の下部から上部へと湧き上がる呼気〈上昇呼気〉
②リラックスの為の上体の上部から下部へと落ちる呼気〈下降呼気〉
「なんであんな小さな声が劇場の後ろまで届くんだろう」という現象を起こすような「伝わる声」「届く声」は①です。
今回のワークショップでは、①の発声の仕組み、やり方を理解することが大きなテーマになるかと思います。
②がダメということではなく、役によって使い分けることが重要です。
今の自分は①上昇 ②下降 どっち?
ワークショップのスタート地点として、現状の発声が上昇呼気なのか下降呼気なのかを きむ先生 が聞き分けお伝えします。それを知ることで、今の自分の俳優としての強み、またはぶつかっている壁・悩みを、これまでとは違った視点から見つめることができます。今まで漠然とした言葉で捉えていた強み・悩みをより鮮明な言葉で理解することができると思います。
🔳「感覚」ではなく「やり方」を学ぶ
では、どのようにすれば①の発声が出来るのか。発声のメカニズムを人体図を見ながら具体的に理解します。「こういう感じで声を出す」というような感覚的な事ではなく、物理的で確かな「体勢」や「重心の置き方」から「伝わる声」「届く声」「相手に影響を与える声」の出し方について学びます。「感覚」ではなく「やり方」を学ぶことで、再現性のある「技術」を持ち帰ることができます。
🔳「舞台演技」と「映像演技」の声の違いに着目
俳優が演技をする際、「舞台」と「映像」で大きく違うのは「マイク」です。舞台上に広く収音するマイクが置かれる「舞台」と、身体に密着した場所にマイクがあり繊細に声を拾う「映像」では、「声を落とす場所」が異なります。これは感覚的な事も含みますので、実際に映像の現場で活躍する俳優の和田光沙さんにゲストでお越しいただき、より実践的な視点からの解説も交えて学んでいきます。
🔳講師
きむ まるすん
ボイストレーナー
ボイスファクトリーすにぃ主宰
役者・演出を経て、演劇における声の支配力に着眼。アクティングトレーナーからボイストレーナーへと方向を変える。1994年、スピーキングボイスにおける表現の可能性を求め「身体と呼吸と声からの言葉へのワークショップ」として「ボイスファクトリーすにぃ」を立ち上げる。
🔳ゲスト
俳優 和田 光沙
2008年より役者活動を始める。出演作に映画『岬の兄妹』『菊とギロチン』『パラダイス・ロスト』『蒼のざらざら』『由宇子の天秤』『誰かの花』『冬薔薇』『やまぶき』『映画(窒息)』 、Netflix『サンクチュアリ-聖域-』wowow『鵜頭川村事件』、音楽朗読劇『ヒロシマ』等。2024公開『獣手』では企画制作配給にも携わる。
🔳日程
8月1日(木) 11:00〜16:00
8月2日(金) 11:00〜16:00 (ゲスト:和田光沙さん)
🔳応募資格
・30歳以上の現在俳優として活動をしている方
・上記日程に2日間とも参加できること
・出演料をもらう形で舞台作品または映像作品に3本以上出演していること(エキストラ・アンサンブルは除く)
🔳定員
15名
🔳場所
東京都内スタジオ。
※参加確定者にメールでお伝えします。
🔳料金
15,000円(税込)
※お支払いは現金のみ
※当日受付にてお支払いになります。
🔳応募締切
7月30日(月) 23:59
※先着順
※定員になり次第応募〆切
🔳お問合せ
公式ホームページ上の「Contact」より内容をお送りください。
▶URL:https://www.dovestudio.net/contact
【ハラスメント防止のための取り組み】
DOVE STUDIOでは、参加者の皆さまが心身ともに安全に学び、交流できるよう最善を尽くします。
・罵倒や暴言等のハラスメント行為は行わず、それぞれの人生と人格を尊重します。
・ジェンダー、人種、信仰等による差別を行いません。
・身体的な接触や性的な表現を強要することはありません。
・講師と参加者の連絡先の交換は認めません。