藍木二朗 コーポリアルマイムワークショップ
モダンズムの中から生まれた新たなムーブメントの提案
コーポリアルマイム(Corporeal Mime)とは
20世紀中頃、現代マイムの祖と言われたフランスのエチアンヌ ドクルー
(Etienne Decroux)によって創り出されたモダンアートとしてのマイムスタイルです。
肉体のパーツを一度分解し、それを再構築して象徴的なフォルムを創る事で、
人間の心理、ドラマを表現しようとしました。
幾何学的で立体的な動きは私たちの想像力を広げてくれます。
「マイムは俳優の領域で決してダンサーと血を分かち合う事は無い」と
ドクルーは語っていましたが、私、藍木二朗は、彼が築きあげてきた様々な
メソッドは、様々な身体表現を追求している方々に、新たな可能性を与えるものと
信じています。
今回のワークショップはマイマー、舞台俳優にもですが、様々な身体表現に関わっている方々に受けていただく事を希望します。
また、1レッスン3時間と長丁場になりますが、途中休憩を挟みますので、体力に自信の無い方々にも安心して受ける事ができます。
レッスン内容
1日目:コーポリアルマイムの説明、および講師によるデモンストレーション。
身体分解運動、立体身体分解運動。」コーポリアルマイムにおける腕の所作。
歩行基礎、小作品(「フィギュア」と呼びます。)
2日目:前日の基礎練習の再確認からさらに少しレベルアップしたレッスンへ。
藍木二朗プロフィール:米国留学中、Thomas Lebhart氏よってコーポリアルマイムを知り、カリフォルニアPomona Collegeにて1学期間師事。その後同氏の紹介によって、フランスのEcole de Mime Corporel Dramatique de Parisに在籍し、コーポレアルマイムを
Steven Wasson,Corrine Soumに3年間師事。帰国後、並木孝雄主催マイムトループ
気球座に約3年間在籍。1993年よりソロ活動を開始。「回廊」「Lyric」「Aquatic Voice」等数々の作品を発表。また、コンテンポラリーダンスシーンでも活動する。後にパンとマイミスト大島伎右助氏と組み、コーポラルマイムフラグメントを結成しエチアンヌ ドクルーの作品の布教活動を行う。現在、日本芸術専門学校舞台俳優コースにて、コーポリアルマイムの講師、また自身のスタジオにて個人レッスンを行う。
日時:7月13日(土曜)午後15:00スタート18:00終了
14日(日曜)午後14:00スタート17:00終了
スタジオには開始30分前から入れます。
会場:スタジオエヴァ 東京都新宿区百人町2-6-7ライズ高踏園 地下一階
https://www.enjoytokyo.jp/spot/l_00057878/
講師:藍木二朗(アオキ ジロウ)
料金:5000円(2日参加)、3000円(1日参加)
1日参加の場合、初日をお勧めします。
要予約制です。ご予約は aquaticvoice@docomo.ne.jp 藍木二朗まで
お名前と1日もしくは2日参加どちらかを伝えてください。
締め切りは7月13日(土曜)12時までとさせていただきます。
【ハラスメント防止のための取り組み】
恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。
あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
ワークショップ指導者と参加者が2人きりになることはありません。
コーポリアルマイムワークショップのハラスメント防止ガイドラインを遵守します。