2015エイブルフレンドフェスティバル開催に伴い
ボランティアスタッフを募集します。
障害者が楽しくアートを体験できるイベントのお手伝いをしませんか。
誘導や受付など、難しい仕事はありません。
あなたのできることで、誰かの役に立つことを体験してみませんか。
食費・交通費等支給あり。
1月17日(土)10:00~18:00
1月18日(日)10:00~18:00
※どちらか一日だけでも、半日だけでも大丈夫です。
場所:みなとみらい象の鼻テラス
フェスティバル当日のボランティアスタッフを募集しています。
受付・誘導・チラシ配り、あなたのできることでご参加ください。
※手話通訳ができる方を緊急募集しています。(薄謝あり)
応募締め切り
1月15日までにメールまたはお電話でご応募ください。
イベントの詳細は下記ホームページでご確認ください。
【応募・問合せ】
eメール/ info@ablefriend.com
電話/ 080-6705-1359(今井)
ホームページ/ www.ablefriend.com
【主催】
ともだちの丘えんげきぶ/エイブルフレンドネットワーク
【助成】
横浜市地域文化サポート事業「ヨコハマアートサイト 2014」
【協力】
象の鼻テラス/ NPO 法人げんき/メガロシアター/ステージオフィス横浜/吉松章/小池健太港北区障害者地域活動ホーム ともだちの丘/エイブルフレンドフェスティバル実行委員会
「生きづらさ」はラッキーチャンス?
障害といっても様々な障害があります。知的障害から身体障害、精神障害、最近では発達障害の話もよく聞きます。健常者と障害者が紙一重の場合もあります。表立ってわからなくても、心に重い傷を背負って生きている人もいます。 現代社会には「生きづらさ」を抱えた人が沢山います。しかし、「生きづらさ」を抱えていることは実はラッキーチャンスです。 足が自由に動かない、目が見えない、耳が聴こえない、言葉が喋れない、心が開けない、その状態そのものが、特別で誰も真似のできない個性なのです。その状態のままで舞台の上で堂々と存在するだけで、どんな偉大な役者も適わないのです。
「生きづらさ」には辛いこと、苦しいこともあります。しかし、それを乗り越えると(辛いとか苦しいと感じることから解放されると)、「感性が純粋」になるのです。「生きづらさ」を抱えると、今までの常識が覆り、見えなかったもの、感じなかったものが見えてきます。本人も周りにいる人も。みんなの感性が純粋になっていく。「生きづらさ」は「生きる喜び」と表裏一体で紙一重。しかも、アートにおいては「感性の純粋さ」こそが最大の武器になるのです。 私は横浜市港北区の知的障害者の施設で14年間に渡り、演劇を通じて彼らと向き合ってきました。悩み、苦しむこともあったけれど、なんども感動的な瞬間に立ち会ってきました。芸術の前にあっては障害のあるなしに関わらず誰もが、その感性において平等です。しかし私達健常者は「感性の純粋さ」においては彼らには到底適いません。体を動かすこと、声を発すること、その全てがなんて自由なのだろう。技術的には拙いかもしれないけれど、他のどんなアーティストだってかなわない。その姿は神秘的で美しい。
私達エイブルフレンドネットワークが願うこと、それは障害者芸術のすばらしさを、たくさんの人に知ってほしい。健常者や障害者といった枠組みを、芸術の力を使って乗り越えていきたい。そしてエイブルフレンドネットワークを通して、芸術活動そのもののレベルを高めて、その成果を市民の皆様と共有したい。これらの想いを実現するべく、今後も努力を重ねていきたいとおもいます。市民の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
エイブルフレンドネットワーク 代表 今井尋也