実際、自分で能の公演をすると、サポートするプロの能楽師方の出演料金(15人以上)、会場費、装束代、、、その他もろもろで大変な額の費用がかかります。能を習うのは敷居が高いと言われるのもやはり、最終的に能公演をすると費用が莫大であるからと思います。
そこで、舞台関係の方が、実際舞台に立ってみて、伝統芸能である能の形式や構成、型、謡などを知る、体感イメージできること、そして身近なものに感じてもらうため、、を目的に、極力能公演体験にかかる様々な費用を省けるものは省いて実現して見ようと思いました。
例えば、面はつけるが、装束はつけないで普通の着物で、など、、、。詳細はお問い合わせください。
ですので、本業が役者さんや舞台関係の方で忙しく、でも伝統芸能である能を何か自分の本業に役立てたいかたにおすすめします。
一般的に現在「能を習う」となると、一本の作品(約1時間)のエチュードのような短い舞の部分(5分ぐらい)を稽古したり、謡といって台本読みからはじめます。そして体を作り、力をつけていきだんだん長い舞い物(20分ぐらい)をし、その後、面をつけて能公演となります。しかしこの能公演をできる生徒さんはかなり収入、貯金のある方に限られてしまいます。
しかし、面をつけて表現する舞台芸術である能、であるはずなのに、能の全体を面をつけて体験することは費用含めなかなか遠い道のりであり、実際能を習っている方々で面をつけて舞台に立ってない方は大勢居ます。
ですので、今回のワークショップは、通常の逆のような感じで、初めから一曲を通してみることからはじめます。
面をつけて、一通り発表するつもりで、皆様の舞台稽古や公演やアルバイトなどの時間を縫って私と稽古時間、回数を決めていき、最終的には、能の構成を感じていただければと思います。
能公演形式体験 集中ワークショップ
一回のお稽古は1時間が目安です。
必ずかかる経費
◎梅若能楽学院会館の楽屋教室でのお稽古ですので、教室代がかかります。1時間1000円 冷暖房費が500円です。
◎舞台でお稽古するようななったときの舞台料
◎講師料
◎謡本 大体2000円
ワークショップ総費用など、様々な詳細はお問い合わせください
yokolayer@yahoo.co.jp