劇団身体ゲンゴロウでは、9月2日・3日に演技ワークショップを開催します!
このワークショップでは、お客さんの目線に立って、「伝わる演技」を考えていきます。
現代日本の著名な戯曲を演じながら、一つ一つの動作をどう動くのか、身体表現の可能性を探ります。
また、受けの芝居や台詞の緩急についても考えます。
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日本の役者は演技が苦手とよく言われます。その一因として、新劇が日本に入ってきた際に「葛藤と障害」を意識して相手役に投げかける演技論が広まり、一方では歌舞伎の見得に代表されるような客を意識する演技論も根強くある、という日本の演劇界の状況があります。このため、相手役を意識して客も意識して、と一見矛盾する演技を稽古場で求められる現状を感じている方も多いのではないでしょうか。
劇団 身体ゲンゴロウでは、その背反する演技方法こそが日本の演劇の魅力につながると考えています。
今回のワークショップでは、現代戯曲を用いて、二つの方法の演技で演じることを試した後、それらをいかに使い分けたり、組み合わせたりすることができるかについて試していきます。
「演技が上手い」の定義は様々ですが、引き出しを増やし、状況に応じて演技を使い分ける方法を体験しませんか?
演出家・菅井啓汰
【日程】
①9月2日(土) 13:15〜17:00
②9月2日(土) 17:15〜21:00
③9月3日(日) 9:15〜13:00
④9月3日(日) 13:15〜17:00
【会場】
東京都目黒区の稽古場
(詳細な場所については参加者にのみお知らせします)
【参加費】
300円
【応募資格】
身体表現や演技が好きな方。自分の表現の幅を広げたい方。
年齢・性別は問いません。
【応募方法】
以下の応募フォームにご入力ください。応募締切は9月1日です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9tZSVe1-V3kYBZ3c_zVPuerzJqQeY7M47kZOEAuvv-sNT3w/viewform?usp=sf_link
入力項目
・お名前
・参加希望日程
・演技経験の有無
・プロフィール(出演歴など) ※任意回答
・所属事務所、劇団など ※任意回答
・ご連絡先メールアドレス
【劇団概要】
東京藝術大学で出会ったメンバーを中心に、2019年に結成。
過去の出来事や現在起きていることに対して真摯にリサーチを重ね、時代や場所を越えた普遍的な人の営みを浮かび上がらせる作劇が特徴。資料や文書の隙間にこぼれ落ちた、世に語られなかった声を届けている。
力強く迫力ある舞台装置と身体表現、細部までこだわり抜いた舞台づくりに定評がある。
公演実績
2019年 旗揚げ公演「ハコ-the box-」
2020年 第2回公演「イザナミだけが知っている」上野小劇場
2021年 第3回公演「リトルボーイ& girl」中野テルプシコール
2022年 第4回公演「ナマリの銅像」ひつじ座
第5回公演「桜か雪の散るか降る」王子小劇場
2023年 第6回公演「ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。」シアター・バビロンの流れのほとりにて
たくさんの方のご参加をお待ちしております!
【ハラスメント防止のための取り組み】
【ハラスメント防止対策ポリシー】
・あらゆるハラスメントを容認せず、すべてのキャストおよびスタッフが安心して創作に集中でき
る環境をつくります。
・威圧的な言動や本人の許可のない身体的接触は禁止します。
身体的接触を伴う演出や演技指導がある場合は必ず事前に役者に説明を行うものとし、役者の合意の
ない演出や演技指導は絶対に行いません。
・問題が起こってしまった際には、必要に応じて第三者の介入も要請し、被害者のプライバシーに十分配
慮した上で厳正に対処致します。