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緊急!再募集。二人芝居中高年男優。十一月都内小劇場にて上演予定

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    カテゴリ:出演者募集 返信(0) 閲覧(451) 2014/05/07 15:13

 代表 盛岡茂美

1952年奄美大島生まれ
鹿児島県立大島高校・早稲田大学第一文学部卒業
神奈川県の公立高校に英語教諭として35年勤務後退職。

30歳の時に日本シナリオ学校夜間部に入学、2年間通い、研修科を卒業。以後仕事の傍らで映画・テレビドラマの脚本、芝居の台本等に携わる。
以来、主に奄美の南海日日新聞を中心に執筆活動を展開。
主な著作
  小説「星の降る島」南海日日新聞連載
    「都会(まち)に吹く南風(はえ)」海風社
    「板付け舟で都会(まち)を行く」海風社
    「クラウディライフ」南海日日新聞連載
  評論等(共著)  
「群論 ゆきゆきて神軍」(倒語社)
    「島尾敏雄事典」(勉誠出版)
    「それぞれの奄美論・50」(南方新社)
  エッセー
     「世間百態(ゆやだんだん)」南海日日新聞連載
     「紬随筆」南海日日新聞連載
  その他劇評・映画評多数

 十数年前に小泉内閣が登場してから、この国の姿は激変しました。個人の幸福よりも国家の利益を優先しようとする政治家たちは、やれ行政改革だ、規制緩和だなどと耳障りのいい言葉を国民の耳元に並べ立ててきました。そしてその連中の決まり文句はこうです。「現実を見ろ」。
しかし果たして「現実」が人間のすべてでしょうか。今を生きる自分にとって、「二十年前の現実」と「昨夜の夢」の意味の違いがどれほどのものか、我々は厳密に説明できるでしょうか。彼らの言う「現実」が肩を怒らして跋扈すればするほど、その「現実」は検証されなければなりません。その検証の手段として最も効果的なものが「非現実」です。
「なぜ傘を差しているのだ」という問いに「雨が降っていないからだ」と答える別役流のパラドキシカルな非現実観は、現実を鵜呑みにしている我々に、それを吐き出させる力があります。「非現実」を突き付けることによって、絶対的地位の上にあぐらをかいている「現実」にゆさぶりをかけなければなりません。文学や芸術の、それが使命です。
と偉そうな事を言ってはみても、平凡な日常に埋没して生きて来たボクとしてはやはり日常というものから逃れる事はできません。ボクが書くのは、社会の片隅に生きる凡庸な男女の姿です。別に意識するわけではありませんが、どうしてもそれはユーモラスな人間像になってしまいます。一所懸命と滑稽は紙一重なのでしょう。ただ、笑って済ますのではなく、いわば「日常の波にのまれた魂が非日常に生まれ変わる」。ボクの創作姿勢の根本にあるのはそういうものです。先月、一年間毎日連載したユーモア小説「クラウディライフ」が完結しました。これは「曇りがちな人生」を送っている、年齢も性別も違う四人の男女の話です。普通の人が送るささやかな生活の中にこそ生きる意味はあると思っています。
ありふれてある生身の人間が言葉と肉体で日常と非日常を往来する。今回の芝居ではそんな舞台を作って「現実」を検証していきたい、そう考えています。

これまで芝居の台本を書いたことはありますが、演出するのは初めてです。自分が書いた本が俳優の肉体を通じてどういう風に世界を立ち上げていくか楽しみながら、同時に俳優の個性を生かしながら演出したいと思います。

今回の芝居は三話オムニバスで一話が大体三十分程度の予定です。
いずれも人生の過去と未来を秤にかけると、過去の方が重い男二人が織りなす話です。この先生きていくにも、背負った過去をおろすことができない男たちです。そのため、実際に人生経験を積み重ねた俳優が適していると考えています。
 舞台はたとえば椅子だけとか椅子と簡単な机程度の簡素なものです。言葉によって空間を創りますので台詞は長めのものが多くなります。
劇場は現在、都内のキャパ45名程度の劇場を予定しています。時期的には10月下旬から11月上旬の予定ですが、俳優との調整の上、決めたいと思います。

上演は3日間、初日の午前中にリハーサル、夜上演。
       二日目  昼、夜の二回上演
       三日目  昼上演
 合計で四回の上演を予定しています。相応の体力が必要とされます。

稽古に関しては、俳優の事情や場所のことなど総合的に考えて決めたいと思います。
チケットは前売り二千二百円、当日二千五百円の予定です。うち二百円はベトナムの子どもたちの教育支援に寄付します。チケットノルマはありませんが、俳優によるチケット販売については、その半額を俳優に還元します。
若い役者たちが軽やかに飛び跳ねる舞台も魅力的なものですが、年齢を重ねた役者のしみじみとした、それでいてユーモラスな舞台もまたいいものだと思います。この芝居を機会に芝居ユニットとして定期的な舞台を作っていければ幸甚です。

              創作集団 マブリ
                        代表 盛岡茂美
       ※マブリというのは奄美の言葉で「魂」という意味です。  

  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

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