やみ・あがりシアターでは、
2023年9月上旬に上演予定の新作本公演、
第19回公演『濫吹』　脚本・演出：笠浦静花　＠都内某所
に出演する俳優を募集致します。

このたびの公演は、本公演ではありますが、劇場さまとの契約前のため、いったん会場を伏せさせていただきます。オーディション募集期間内にこちら開示できる見込みです。
オーディションは少人数・短時間（一時間程度）とさせていただきます。
オーディションに応募いただける方に事前に書類・動画での審査を実施いたします。
みなさまのご応募を心よりお待ちしております。

【やみ・あがりシアターとは】
2012年、笠浦静花が大学在学中に旗揚げ。
2015年に加藤睦望が劇団員となる。
2017年、2021年佐藤佐吉賞にて最優秀脚本賞。
2017年若手演出家コンクール優秀賞。
「ヒトのやんでるところとあがってるところを両方、病気が治ったばかりのようなハイテンションでお届けしたい」というコンセプトのもとに芝居作りを行う。

【最近の公演】
・2023年3月　視点『SHARE'S』参加「背に描いたシアワセ」@座・高円寺1
・2023年1月　やみ・あがりシアター10周年記念公演「すずめのなみだだん！」@下北沢駅前劇場
・2022年9月　やみ・あがりシアター第18回公演「Show me Shoot me」@三鷹市芸術文化センター星のホール
※ MITAKA “Next” Selection 23rd 参加作品

【募集公演 概要】
『濫吹』
（2023年9月6日～10日)

＜作品について/演出家より＞。
濫吹（らんすい）は韓非子の内儲説にあるお話です。

斉の国王は、楽士三百人の大合奏を好んだ。
南郭は楽器ができなかったが、楽士の中に紛れ込み、高給を得ていた。
月日が経ち、王は代替わりした。次の王は合奏ではなく、独奏を好んだ。
楽士たちに一人ずつ演奏させようとしたところ、南郭は走って逃げ去ったという。

このお話がもととなり、「濫吹」（みだりに吹き鳴らす）とは、「実力がないのにあるようにふるまって高位にいる」様を言い表す語句となった。

しかしこのお話、不審に思うのですが、楽器のできない南郭は王を騙しおおせたかもしれませんが、仲間の楽士たちも、誰も彼の腕前に気が付かなかったんでしょうか。
他の楽士としては、指摘すれば自分の実力も問われることになるかもと思って言わなかったのか、あるいは南郭が、ごまかしも多めに見てもらえるようないいヤツだったのか。
案外、「〇〇ちゃんは歌ってるふりでいいよ。合唱コンクール絶対勝ちたいもん！」みたいな理由だったんでしょうか。

「実力」あるいは「実力不足」という曖昧なものを、今回作品のテーマとします。

＜スケジュール＞
7月半ばにプレ稽古、
8月より本格的な稽古開始（稽古場所：都内）
9月4日～：劇場入り
9月6日～10日：本番（予定）

劇場入りの1週間前を目途に集中稽古を行う予定です。
スケジュールについては応相談ですが、基本的には集中稽古と小屋入り期間をすべてあけて頂けることが出演の条件です。

＜諸条件＞
チケットノルマはありません。若干のチケットバックあり。オーディション通過の際、個別にご相談します。

【オーディション 概要】
＜応募資格＞
・18歳以上の男性・女性
※所属がある場合は事前に所属先の許可をお取りください

＜応募の流れ＞
・書類・動画審査
こちらのフォームからご応募ください
https://forms.gle/cqhTGWQvpVr4sbKQ9

※フォームへの応募をもって一次審査といたします
※Googleアカウントへのログインが必要です。フォームからの応募が不可能な場合はメール(yamiagaritheater@gmail.com)までお問い合わせください
【応募締め切り】2023年5月27日 23：59

・結果通知
書類・動画審査について、〆切以降3日以内に合否問わず結果を通知します。
通過された方には、フォームでの入力内容をもとに、参加場所と日時をお送りいたします。

・対面審査
2023年6月1日～6月3日
都内施設にて。詳細は通過者にのみ通知。
下記のいずれかの時間にご参加いただきます。（全枠75分。参加人数次第で、終了時間が少し早くなる可能性、また10分程度延長する可能性がございます。）

6/1（木）
・14:00-15:15
・16:30-17:45
・19:00-20:15

6/2（金）
・14:00-15:15
・16:30-17:45
・19:00-20:15

6/3（土）
・16:30-17:45
・18:30-19:45

【出演の依頼について】
ご出演の依頼に至る場合、条件はお送りするメールの文書にて提示します。

みなさまのご応募心よりお待ちしております！

【オーディション中の安全な運営について】
演出家や劇団員は参加者のみなさんに対し、恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
また、オーディションの参加者同士であっても、暴力的・威圧的な言動は厳に慎んでください。そのような行為が認められた場合は、参加取りやめの可能性があります。
オーディションの過程で、危険行為を伴うシーンや、キスシーンなどの性的接触を伴うシーンで審査を行うことはありません。
オーディション参加にあたっていただく連絡先は、劇団としてのご連絡のみに使用し、私的連絡に使用されることはありません。