3日間のマイズナーテクニックWSを関西でします!
芝居には本来、歴史の中で発見されてきた色々なメソッドがありテクニックがあります。 テクニックは俳優が作品に向き合い自分の演技に悩んだ時、一つの解決法となるでしょう。 私は日本、特に関西において演技テクニックを学べる場が少ないことを日々残念に思っていま す。 イギリスやドイツで日頃からメンテナンスのため気軽にレッスンが受けられた環境を思い出し、こ の度関西でマイズナーテクニックのWSの開催することを決めました。 このWSが何かのきっかけとなることを祈っています。
(制作: せんす)
講師: 西村壮悟
日時:
9/23 13:00〜17:00
9/24 10:30〜15:30(昼休憩あり)
9/25 13:00〜17:00
会場:伊丹市某スタジオ(参加希望の方へ直接お伝えします。最寄りは阪急稲野駅です)
定員: 13名(定員になり次第締め切ります)
料金: 15000円 (3日間通し、前払い)
※3日間通しでご参加ください。3日間通しでご参加いただけない場合は申し込みの前にご相談ください。
持ち物: 動きやすい服装 (私服でも大丈夫です。身体を動かしたりするのでスカートやタイトなジーンズは 避けてください)
申込み方法:
sens.of.wonder0321@gmail.com
まで、
・お名前・連絡先(電話番号)・生年月日・性別・健康状態や身体的なことなどで配慮が必要なこと(もしあれば)
上記を明記のうえ
WS受講希望の旨、メールしてください。
その後、折り返し参加料金の振り込み先を返信いたします。
※3日間通しでご参加ください。3日間通しでご参加いただけない場合は申し込みの前にご相談 ください。*キャンセル料1週間前から50%、4日前から100%となります。
マイズナーテクニックとは:
スタニスラフスキーの弟子であるサンフォード・マイズナーが考案。リー・ストラスバーグのメソッド と並び20世紀後半以降、欧米で活躍する俳優のベースとなった。大きな特徴は「俳優に何が起き るかは俳優自身の内側によってではなく、相手によって」という考え方である。俳優の「相手を観 察し、そこから生まれた衝動のままに反応する」技術を鍛え、「想像上の状況で生きる」ことを容易にさせる。
すごくカンタンに言えば「俳優の演技で嘘が減って、内面と身体が繋がり真実味が増す」「頭で考えた 自家発電の演技でなく、相手に反応した自然な演技」「自意識から離れて常に今、ここにいやすく なる」ための演技トレーニングです!
(今回のWSでは、その要素を強化するために身体的にコミュニケーションするワークも取り入れていきます。基礎のリピテションと「状況設定」を付け加えた応用(アクテビティ)をやり、最終日には台本を使ってマイズナーテクニックを活かした会話劇での演技を探究します)
※エクサイズの意図や基準を分かりやすく説明していきます。 参加者の方が思い切って挑戦できるように安全な環境でWSを進行していきます。
※ワークのなかで、他の参加者の方と身体的に接触する可能性があります。また、性別問わず にペアを組むことがあるかもしれません。不安のある方はお気軽に事前にご相談ください。
講師プロフィール:
西村壮悟(にしむらそうご)
京都市出身。関西外国語大学卒。
新国立劇場演劇研修所2期生修了。 マイズナーテクニックを柚木佑美氏、スコット・ウィリアムズ氏から学ぶ。 主な出演作品に『アルトナの幽閉者』『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』 『サロメ』 『雨』 『真田 風雲録』など、蜷川幸雄氏、栗山民也氏、宮田慶子氏、宮本亜門氏、上村聡史氏、谷賢一氏らの 演出作品等に出演。文化庁新進芸術家海外研修制度で2017年から一年間ロンドンにて研修。2018年よりホスピタル シアタープロジェクトに参加し、障がいを持つ子どもと家族のための演劇を創作。2020年よりエイ ベックス・アーティストアカデミー東京校講師。2021~2022年、新国立劇場こつこつプロジェクト 『テーバイ』に参加。俳優向けのWSを定期的に開催しマイズナーテクニックを中心に指導している。
【ハラスメント防止のための取り組み】
・ワークショップ内で行うエクササイズは参加者個人のセクシュアリティ・年齢・経験等に配慮して進行します。また、上記のような参加者個人の属性に基づいた差別をしません。
・講師は参加者に対して暴言や暴力、恫喝、強要、威圧的な態度、無視等の行為をとりません。身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
また、リピテションエクサイズにおいても、その他のエクサイズにおいても、身体接触がある場合は事前に説明をします。(基本的に講師は参加者に許可をとってから身体に触れますが、緊急の場合は許可をとらずに参加者の身体に触れて止める場合があります。例:参加者同士の意図しない危険な接触や怪我を避ける場合)
・エクササイズの内容に不安がある場合、参加者はそのエクササイズへの参加を拒否することができます。また、講師は参加者の意見に合わせてエクササイズのルールを変更する等の対応を努力します。
・参加者の方に性的表現や不必要な身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示するよう要求することはしません。
・台本を扱う際、性的表現や身体的接触、あるいは暴力が書かれているような場合、それを実行するよう求めることはしません。
・ワークショップに関する苦情は制作または講師にお伝えいただくか、または下記の指定相談窓口にご連絡ください。
【指定相談窓口】
演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会
メールアドレス:helpsekuhara@gmail.com
HP:http://nosekuhara.com/