身体→内面へのアプローチ。
様々な動きを通していつもの自分とは違う身体や感情、目的を探求します。
身体と内面が繋がっていてお互いに作用し合っているのを体感し、そのうえで台詞を発したり他者と関わる練習や、身体を使った言葉の探求をします。
(マイズナーワークショップ経験者はリピテションも使います。マイズナーワークショップの未経験者に新しく教える時間を今回はとることができません。やりたい方は7月イントロクラスを受講してください)
WSではモノローグを使います。(やってみたいモノローグを持ってきてください)
【コロナウィルス感染防止対策を取りながらの開催です】
・参加人数上限を通常時より減らします
・開始前に会場の消毒を実施し、参加者の方にも手指の消毒、手洗いにご協力いただきます
・不織布マスクを常時着用といたします
・可能なかぎり常に換気をします
そのほかにも、主催者が必要と見なした対策を実施する場合があります。
また、今後感染状況に応じて対策を変更する可能性があります。
【主催者からのメッセージ】
マイズナーテクニックは「心理的アプローチ」と呼ばれることがあります。
内面で起きていることが(声や表情を含む)身体にbehaviour(挙動。あるいは態度)として表れるのを、リピテションでは読み取ります。
一方、身体上で起きているものも内面に作用します。
姿勢、手の位置、視線や視野・・・身体の一部分を少し変えるだけで、あるいはイメージを持つだけで、
投げ込まれた小石が水面に波紋を広げるように、内面にも影響を与えていきます。
身体を使って様々な質感を味わうことで、台詞や役を探求する際に新しい発見が得られます。身体から影響を受けた状態で他者と関わると普段とは違うコミュニケーションを味わえるかもしれません。あるいは単純に身体を使ったワークをやって俳優としての身体の感度を上げるだけでも素晴らしいトレーニングになるでしょう。
【このワークショップで得られること】
・身体感覚が向上する
・身体からのアプローチという手札が増える
・自分以外のものに身体で反応する力を鍛えらえる
・俳優として表現の幅を広げられる
・身体的エクサイズと台詞やリピテションを繋げたワークを探求できる
【対象】
・俳優で出演経験があり、心身の健康な方(身体を動かします)
【日時】
2022年7月
27日㈬ 10:00~14:50
29日㈮ 10:00~14:50
全2日間(昼休憩あり)
※1日のみの参加も可能です
【会場】
新橋すむぞうスタジオ
【参加費】
2日間:8,500円
1日のみの場合:4,500円
リピーター割引:7,500円
(1日のみは4,000円)
※フィジカルクラスに参加したことがある方対象
(25歳以下の方は、どちらも2日間参加に限り1000円割引)
参加費を指定の口座に前払いいただきます。
参加費お支払いの確認をもってエントリー完了となります。
※万が一キャンセルされた場合、7月19日まではキャンセル料はかかりませんが、手数料として440円を差し引いて返金させていただきます。
7月20日以降のキャンセルは、参加費の半額をキャンセル料として頂戴します。
【参加お申し込み方法】
件名を「7月フィジカルクラス参加希望」とし、
①お名前(ふりがな)
②連絡先メールアドレスと電話番号
③ご年齢
④ご所属(あれば)
を明記のうえ、
so5246ra@gmail.com
までお申し込みください。
【定員】
8名程度 先着順
(最少催行人数4名に満たなかった場合はキャンセル、あるいは時間を若干短縮させていただく場合があります)
【講師プロフィール】
西村壮悟
新国立劇場演劇研修所2期生修了。
マイズナーテクニックを柚木佑美氏、スコット・ウィリアムズ氏から学ぶ。
主な出演作品に『アルトナの幽閉者』 『うれしい悲鳴』 『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』 『サロメ』 『雨』 『真田風雲録』など。
文化庁新進芸術家海外研修制度で2017年から一年間ロンドンに留学し、ジェレミー・ストックウェル氏、スコット・ウィリアムズ氏、木村早智氏に師事。2018年よりホスピタルシアタープロジェクトに参加し、障碍を持つ子どもと家族のための演劇を創作。2020年よりエイベックス・アーティストアカデミー講師
twitter: @sogonishimura
【ハラスメント防止対策】
マイズナーワークショップはあらゆるハラスメント、特定の属性持つ個人や集団を対象にしたヘイトクライムに反対します。
「共に創作をする、あるいは共に演技トレーニングをする仲間の存在価値を認め、敬意を払う」という価値観を最重要視します。
まず、当ワークショップで行うマイズナーテクニックは主となるリピテションエクサイズが
「そのとき相手から受けた刺激によって生じた衝動のままに反応する」エクサイズである特性上、
身体接触を全て禁止とすることは、俳優のトレーニングとしての効果を著しく損なうため、しません。健全なトレーニングを逸脱することを起こさないために、まずは上記の価値観を参加者の方にも周知するとともに、危険な行為やハラスメント行為が起こらないようにルールを設定します。
【ワークショップが安全で健全に進行されるよう以下の対策をとります】
・まず、全ての参加者が心理的に安全と感じられるような環境を作るようにします。
・講師は参加者に対して暴言や暴力、無視、威圧的な態度、等の行為をとりません。身体的な接触は指導のためにどうしても必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
・ワークショップ内で行うエクササイズは参加者個人の性別・ジェンダー・健康状態・年齢・体力等に配慮して進行します。
・ワークショップで台本を扱う際は、性的表現や身体的接触、あるいは暴力がト書きに書かれているような場合、それを実行するよう求めることは絶対にありません。
・参加者の方からいただいた連絡先へ、ワークショップの告知以外で連絡を取ることはしません。